パリオリンピック きょう開会式 会場付近は厳戒態勢に

TBS NEWS DIG

パリ市庁舎前からお伝えします。こちらはマラソンのスタート地点にもなる会場です。

今朝、セーヌ川の開会式のスタート地点付近に行ってまいりましたが、大きなモニターがいくつも設置されていたり、トイレがずらっと並べられていたりと、準備が進められていました。

ただ、やはり厳しくなっているのが警備態勢です。このパリ市庁舎の近くにも、警察官が多く配備されています。街の中を見てみましても、ここ数日と比べて警察官の数、かなり増えているなという印象があり、私達もここに入る時には今まではなかった荷物チェック、全ての荷物も中身をチェックされました。このように開会式が迫るにつれて、警備体制も厳しくなっています。

Q.警備態勢、大きな変化がありそうですが、開会式までもう10時間ぐらいで、街の皆さんあるいは取材してる日比さんの心境の変化、いよいよっていうところだと思いますがそのあたりどうですか?

やはり会場それぞれ取材していますと、例えば、公式グッズを身につけた人がたくさんいらっしゃったりとか、我々日本のメディアにも、「日本頑張れ。楽しみだね」と声をかけてくださる方もいらっしゃるくらいです。

ただ、一方で、パリ市内に住んでいる方にお話を聞いてみますと、例えば、パリオリンピック™期間中は宅配を自粛してほしいと、というのも物流がうまくいかないかもしれないからであったりとか、できるだけ買いだめをしておいてほしいと、買い物にすぐ行けないかもしれないからなどと言われているということなので、パリを離れている人も結構いるという情報も入ってきています。

様々なシーンが見えてくるパリ市内となっています。