1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

敦賀原発2号機、直下に活断層の可能性「否定できない」 来週、規制委に報告

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月26日 19時8分

TBS NEWS DIG

福井県の敦賀原発2号機の再稼働をめぐる審査で、原子力規制委員会の審査チームは原子炉の真下に活断層があることを否定できないとして「新規制基準には不適合」との判断を示しました。再稼働を認めない判断が初めて下ることになりそうです。

原発の新しい規制基準では、活断層の上に原発を設置することを認めていませんが、敦賀原発2号機の原子炉の真下には断層が確認されています。

この断層について、事業者の日本原子力発電は「活断層ではない」と主張していますが、原子力規制委員会の審査チームは先ほど、活断層である可能性を否定できないとして「原発の新しい規制基準に適合していない」と結論づけました。

審査チームは来週、規制委員会に報告する予定で、了承されれば再稼働を認めない判断が初めて下ることになります。

審査結果を受けて、事業者の日本原電が取材に応じました。

日本原子力発電 剱田裕史副社長
「今後の追加調査、あるいは評価について検討していきたいと考えています。当社としては引き続き、敦賀原発2号機の稼働に向けて取り組んでまいりたい」

日本原電の剱田副社長はこのように述べ、改めて審査を求める考えを示しました。ただ、新たな証拠などが出ない限り、結果は覆らない見込みです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください