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体操女子、“4人”で挑んだ団体で決勝進出!個人総合では岸と中村、種目別ではゆかで岸が決勝へ【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月29日 13時51分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 体操女子 予選3班(現地時間28日、ベルシー・アリーナ)

体操女子予選で日本の岸里奈(16、戸田市SC)、岡村真(19、相好体操クラブ)、中村遥香(16、なんばクラブ)、牛奥小羽(19、日体大)の4人が、団体合計162.196点をマークし、31日に行われる決勝への進出を決めた。

主将の宮田笙子(19、順大)が喫煙・飲酒問題により、五輪直前に代表を辞退。補欠の繰り上げができないことから、本来は5人が出場する予定だった団体戦に4人で挑む異例の状況となったが、チームワークでつなぎ、乗り切った。

1種目目の段違い平行棒は、当初跳馬のみに出場を予定していた牛奥からスタート。大きなミスなく演技を終え12.833点で3人につないだ。同種目を得意とする中村はG難度の離れ技を成功させるなど日本勢最高の13.600点。日本は、4人のうち上位3人の得点が採用される合計得点を40.432とした。

平均台ではアジア大会金メダルの岡村が13.633点をマーク。ゆかではエースの岸がダイナミックな演技で13.600の高得点を出すなどし、いずれの種目も合計を40点台に乗せた。
最終種目の跳馬では岸が着地をピタリと止め14.033点。牛奥が高さのある跳躍を見せ13.866点で続くなど、合計40.965点で終えた。

全体を大きなミスなくまとめた日本は団体の合計点を162.196とし、最終順位5位で決勝進出。個人総合では各国・地域で2人までの24人が進むことができる決勝(8月2日)に、10位の岸と17位の中村が進んだ。岸は種目別のゆかでも8位に入り、8月5日の決勝への出場を決めた。

【日本の結果】
■団体合計 5位(162.196点)

■種目別の合計
・段違い平行棒 40.432点
岸13.566点 中村13.600点 岡村13.266点 牛奥12.833点
・平均台 40.733点
岸13.500点 中村13.600点 岡村13.633点 牛奥12.866点
・床運動 40.066点
岸13.600点(8位で決勝へ) 中村13.266点 岡村13.200点 牛奥12.566点
・跳馬 40.965点
岸14.033点 中村13.066点 岡村13.033点 牛奥13.866点

■個人総合
岸10位(54.699点)、中村17位(53.532点)、岡村19位(53.132点)、牛奥27位(52.131点)

※写真は左から牛奥選手、岡村選手、中村選手、岸選手

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