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堀米雄斗、大逆転で五輪連覇の快挙!最後のトリックで97点台、2位と0.1点差で激戦を制す【パリ五輪・スケートボード】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月30日 1時50分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ スケートボード男子ストリート決勝(日本時間30日、パリ・コンコルド広場)

男子ストリート決勝で堀米雄斗(25、三井住友DSアセットマネジメント)が悲願の五輪2連覇を果たした。「ラン」を終えて暫定4位も、「ベストトリック」の2本で大逆転。最後の最後の5本目で97点台を叩き出し、合計281.14点。2位とわずか「0.1点差」で東京五輪に続く金メダルの快挙を達成した。

2大会連続出場の白井空良(22、ムラサキスポーツ)は、惜しくも4位で健闘も表彰台入りまであと一歩だった。

パリ五輪選考会では“代表落選の危機”から最終戦で大逆転の優勝を飾り、土壇場でパリ切符を獲得した堀米。東京五輪を制した“初代王者”が連覇の重圧を跳ね除け、見事悲願を達成した。

予選を4位で通過し「決勝では自分の限界を超えたい」と話していた堀米は、その言葉通り1本目のランから全開。技を積極的に詰め込み、芸術的なランを披露し89.90点と上々の出だし。続く白井も1本目からフルメイクのランをみせ、90.11点のハイスコアを叩き出した。堀米の2本目は後半のトリックでミスも暫定4位で後半のベストトリックへ。

ランを終え2本目で93.37点をマークしたアメリカの“絶対王者”N.ヒューストン(29)が暫定トップ。J.イートン(23)が2位につけ、白井と堀米が続いた。

◆ストリートは男女ともに金メダル

“超ハイレベル”な戦いの中、堀米はベストトリックの1本目から集中し94.16点。だが白井、ヒューストン、イートンも1本目から譲らず90点台を叩き出し、堀米が暫定3位に。トップとは2.10点差。逆転するにはもう1本高得点を求められる激戦に。

堀米の2本目は五輪最終予選で逆転優勝に導いた技に挑んだが失敗。3本目、4本目も着地で転倒してしまいあと残り1本で暫定7位と崖っぷちに追い込まれた。だが最後の5本目でついに高難易度の技を成功させ、この日最高の97.08点を叩き出し会場は総立ち。その後、白井、ヒューストン、イートンがそれぞれ5本目に挑んだが堀米の総得点を超えられず、見事逆転で堀米が2連覇を達成した。白井はラン、ベストトリックともに90点台をマークしたが、わずかにアメリカ勢に及ばず4位でフィニッシュ。

前日の女子ストリートでは14歳の吉沢恋(ここ、ACT SB STORE)が金メダル、15歳の赤間凛音(りず、東北高1年)が銀メダルを獲得し、日本勢が連日の大旋風。ストリートでは男女ともに東京、パリ五輪と2大会続けて頂点に立った。

【男子ストリート決勝・結果】
金)堀米雄斗 281.14点
銀)J.イートン 281.04点
銅)N.ヒューストン 279.38点
4位)白井空良 278.12点

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