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女子400m個人メドレー決勝 17歳の成田実生 4分38秒83の6位 「この経験は無駄にならない」初の五輪で大きな経験【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月30日 4時24分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 女子400m個人メドレー決勝(30日、ラデファンス・アリーナ )

競泳女子400m個人メドレー決勝が行われ、成田実生(17・淑徳巣鴨高3年/ルネサンスKSC金町24)が4分38秒83で6位だった。

予選2組では後半の平泳ぎから追い上げて、世界記録保持者のS.マッキントッシュ(17、カナダ)に次ぐ4分37秒84の2位、全体の5位で決勝進出を果たした。

選手招集所ではやや緊張気味の表情だが、落ち着いた雰囲気を見せていた。選手紹介ではお辞儀をして、観客の声援に応えるように大きく手を振って入場した。

最初のバタフライで6番手ながらしっかりついていった。背泳ぎで8番手に落ちてしまうが後半の平泳ぎ、自由形が得意な成田。なかなかスピードに乗れない成田は自己ベストより約4秒遅いタイムで自由形に。そこからスピードをあげていき2人を抜き4分38秒83で6位。初めての五輪の舞台で17歳が大きな経験を積んだ。

レース後、成田はオリンピックの決勝の舞台はと問われ「んー、なんだろう。自分の自己ベストを出して、メダル争いをするというのを目標にしていたんですけど、自分のレースが上手くできなかった」と答え「泳ぐ前は凄く会場の雰囲気とか、これがオリンピックなんだっていうのを感じることが出来たけど、レースではちょっと周りの選手と良いレースが出来なかった」と悔しさを滲ませていた。

それでも「この経験は無駄にならないと思いますし、昨日の(男子400m個人メドレー銀メダルの)松下選手の泳ぎとかを見て自分も凄くメダル争いというのに憧れたので、そこが出来なかったのが悔しくて、でもこの気持ちも次に繋がるかなと思います」と前を見据えていた。
 

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