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フェンシング・大学生の飯村一輝が4位、男子フルーレ個人で太田雄貴以来16年ぶり表彰台まで一歩及ばず 格上に大健闘も【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月30日 4時35分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ フェンシング男子フルーレ個人 3位決定戦(現地時間29日、グランパレ)

世界ランキング9位で五輪初出場の飯村一輝(20、慶応大)が同2位のニック・イトキン(24、アメリカ)に敗れ、4位。2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴以来、16年ぶりの表彰台には一歩届かなかった。

第1ピリオドでニック・イトキンに先制されたが、すぐに追いつき1-1。飯村の3連続ポイントで1-3とリードしたが、今度はニック・イトキンが3連続ポイントで、逆転される。徐々にリードを広げられ、7-3で剣を交換し立て直しを図った飯村。1点差に迫る追い上げを見せたがそれでもなかなか追いつけない。そのまま逃げ切られ15ー12、悲願のメダル獲得はならなかった。

試合後、「納得のできる試合ができなかったのが、全体的にマイナスなイメージがあります」と悔しさを滲ませた。それでも「団体は世界ランキング1位なので自信を持ってのぞみたい」と現地時間4日に行われる団体戦へ前を向いた。

飯村は昨年の世界選手権で男子フルーレ団体にメンバー入り。五輪、世界選手権を通じて初の金メダルを獲得した。

男子フルーレ個人には3人が出場。男子フルーレ団体を主将として引っ張るエースの松山恭助(27、JTB)は3回戦で無念の敗退。東京五輪男子フルーレ団体メンバーの敷根崇裕(26、ネクサス)は2回戦敗退となった。

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