5大会連続出場のカヌー羽根田卓也が準決勝敗退「いいオリンピックになった」今後については「少し考えて」【パリ五輪】

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™　カヌー スラローム男子カナディアンシングル準決勝（日本時間29日、ベールシュルマルヌ水上競技場）　

リオデジャネイロ五輪の銅メダリストでオリンピック5大会連続出場の羽根田卓也（37、ミキハウス）が29日に行われた準決勝に出場した。107.11点の13位で上位12人で行われる決勝に進むことができなかった。2度の接触で4秒のペナルティーを受けた羽根田と決勝進出ラインの12位の得点差は2.87だった。

レースを終えた羽根田は「5回目のオリンピックという中でこれだけたくさんの方に応援してもらいながら、全てをぶつけることができたので、いいオリンピックになりました」と穏やかな表情で話した。「東京（五輪）が終わって3年間、このパリに向けて全てそそいで、全てぶつけてきたので、その気持ちに全く悔いはない」。今後については「しっかりこの気持ちに整理をつけて少し考えていきたいなと思います」と言い、明言は避けた。