1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

柔道男子81キロ級 永瀬貴規 五輪連覇達成!この階級五輪史上初の快挙、日本柔道3個目の金メダル【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月31日 0時48分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 柔道男子81キロ級 決勝(31日、シャンドマルス・アリーナ )

柔道男子81キロ級の決勝が行われ、五輪3大会連続出場の永瀬貴規(30、旭化成)がT.グリガラシビリ(ジョージア)を破り、金メダルを獲得、この階級で五輪史上初となる連覇を達成した。

大会連覇のかかる永瀬は2回戦は1本勝ちも3回戦、準々決勝とゴールデンスコアまでもつれ込み体力を使ってしまった。

時間が空いた準決勝、メダルが決まる一戦の相手はA.エスポジト(29、イタリア)、落ち着いた表情で入場した永瀬、開始1分15秒で支釣込腰で技ありを奪った。その後、抑え込みで一本を奪い余力を残して大一番に挑める状態となった。

決勝は世界選手権3連覇中のT.グリガラシビリ(24、ジョージア)、開始1分57秒、小外刈で技ありを奪うと、その後も小外刈で技あり、圧倒的な強さで2大会連続の金メダルを獲得。

永瀬はこの階級で五輪史上初の連覇を達成、そして日本柔道では2004年アテネの野村忠宏以来、日本男子史上2人目の3大会連続メダルを獲得した。パリ五輪では女子48キロ級の角田夏実、男子66キロ級の阿部一二三に次いで3つ目の金メダルとなった。

試合後、永瀬は「まだ信じられないんですけど、ここまでやってきて間違ってなかったなと思います」と喜びをかみしめ、「本当にもうずっと勝てない時期続いて本当につらい日々だったんですけど、周りの人に支えられてここまでこれたので本当にたくさんの人に感謝したいなと思います」と連覇までの日々を振り返り、感謝の思いを伝えた。

【永瀬貴規 パリ五輪成績】
2回戦: 一本勝ち      A.アブラミアン(36、ウルグアイ)
3回戦: 技あり(GS)  V.アルバイラク(31、トルコ)
準々決勝:技あり(GS) M.カッセ(27、ベルギー)
準決勝: 一本勝ち       A.エスポジト(29、イタリア)
決勝: 一本勝ち      T.グリガラシビリ(ジョージア)

【柔道男子81キロ級 五輪成績】※1996年までは78キロ級
1980年 モスクワ   日本不参加
1984年 ロサンゼルス 高野裕光 5位
1988年 ソウル    岡田弘隆 3回戦敗退
1992年 バルセロナ  吉田秀彦 金メダル
1996年 アトランタ  古賀稔彦 銀メダル
2000年 シドニー   瀧本誠  金メダル
2004年 アテネ    塘内将彦 11位
2008年 北京     小野卓志 1回戦敗退
2012年 ロンドン   中井貴裕 5位
2016年 リオ     永瀬貴規 銅メダル
2021年 東京     永瀬貴規 金メダル
2024年 パリ     永瀬貴規 金メダル

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください