収賄疑いで市川市下水道部次長の男を逮捕 入札情報を事前に漏えいか 飲食接待した容疑で建設会社代表の男も逮捕

TBS NEWS DIG

千葉県市川市の下水道部次長の男が下水道工事の入札に関わる情報を入札前に建設会社の代表に漏らし、見返りとして飲食の接待を受けたとして、逮捕されました。

収賄などの疑いで逮捕されたのは、市川市の下水道部次長・八田一生容疑者（59）で、市の下水道関連工事をめぐり、贈賄などの疑いで逮捕された市川市にある「武内建設」の代表・武内剛容疑者（59）に入札に関する情報を教え、見返りとして飲食の接待を受けた疑いがもたれています。

警察によりますと、八田容疑者は工事予算の上限額にあたる「予定価格」などの秘密事項を入札前に武内容疑者に伝え、見返りとして、おととし12月から今年4月までの間に松戸市などの飲食店で36回にわたり、あわせておよそ25万円相当の飲食接待を受けていたということです。

取り調べに対し、2人は容疑を認めているということで、警察は事件のいきさつを調べています。