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体操女子個人総合 初出場の日本勢は岸里奈が11位、中村遥香は15位 アメリカのスター・バイルズが復活の金【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月2日 3時34分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 体操女子個人総合 決勝(現地時間1日、ベルシー・アリーナ)

体操女子個人総合決勝に日本の岸里奈(16、戸田市SC)と中村遥香(16、なんばクラブ)が出場し、岸が11位、中村が15位に入った。優勝はアメリカのスーパースター、S.バイルズ(27)。東京五輪はメンタルヘルスの不調などもあり、棄権したエースが、2大会ぶりの金メダルに輝いた。

平均台からスタートした中村は、団体決勝でミスがあった連続技を落ち着いて決めた。着地の後方伸身宙返り2回半ひねりも決め、13.700点。岸は段違い平行棒で13.833点。予選、団体決勝を通し、自身で最も高いスコアをマークした。

第1ローテーションを終え11位に付けた岸の2種目目は平均台。途中ふらつきや着地の乱れはあったが、技を変える冷静な判断で全体をまとめ13.133点。中村はゆかで12.633点。2種目を終え岸は11位、中村は16位につけた。

3種目目の岸は、種目別でも決勝に進んでいるゆかで冒頭にH難度の大技「シリバス」を成功。抱え込み2回宙返りでは着地で跳ねてしまうもこらえ、13.233点。跳馬の中村は、ユルチェンコ1回ひねりを決め、12.833点とした。

岸は最終種目の跳馬でユルチェンコ2回ひねりを決めた。飛距離のある美しい跳躍で13.766点。4種目のトータルは53.965点。中村は得意の段違い平行棒で自身の名前がつく「ナカムラ」に成功。落ち着いた演技で最後はガッツポーズを見せた。13.933点をマークしトータルは53.099点。団体決勝後は涙を流した16歳が、笑顔で五輪最後の演技を終えた。

アメリカのバイルズが復活の金メダル

金メダルはアメリカのスーパースター、S. バイルズ。最初の跳馬では高さ、飛距離ともに光る跳躍で15.766点の高得点を叩きだした。段違い平行棒では、途中膝が曲がり、減点があり13.733点。2種目を終え3位となったが、平均台では3連続のアクロバットを見せ最後はH難度で着地。14.566点をマークし、3種目を終え44.065点とトップに躍り出た。最終種目のゆかでは会場中の視線を集め、圧巻の演技を披露。高さのあるアクロバットに高難度の技、最後の着地を決め15.066点。トータルを59.131点とした。

リオデジャネイロ五輪では4つの金メダルを獲得した女王だが、東京五輪はメンタルヘルスの不調などに苦しんだ。今大会は団体決勝に続く2個目の金。2大会ぶりの個人総合優勝で、復活を果たした。

【個人総合結果】
金 S.バイルズ(アメリカ)59.131点
銀 R.アンドラーデ(ブラジル)57.932点
銅 S.リー(アメリカ)56.465点

11位 岸里奈 53.965点
(段違い平行棒 13.833点、平均台 13.133点、ゆか 13.233点、跳馬 13.766点)

15位 中村遥香 53.099点
(平均台 13.700点、ゆか 12.633点、跳馬 12.833点、段違い平行棒 13.933点)

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