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柔道女子78キロ級 高山莉加 3位決定戦で敗退、日本柔道6日連続メダルならず【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月2日 1時19分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 柔道女子78キロ級 3位決定戦(1日、シャンドマルス・アリーナ  )

柔道女子78キロ級の高山莉加(29、三井住友海上)が3位決定戦でP.サンパイオ(25、ポルトガル)に敗戦、初出場の五輪でメダルにあと一歩届かなかった。男子100キロ級のウルフ アロン(28、パーク24)も敗者復活戦で敗れたため、日本柔道は6日連続のメダル獲得はならなかった。

準々決勝で攻め手を欠き、3回の指導で反則負けを喫した高山、敗者復活戦で世界ランク8位G.ステーンホイス(31、オランダ)と対戦した。開始から攻め続け、20秒には巴投げをかけたがポイントが奪えず、残り36秒で大腰で鮮やかな一本勝ち、3位決定戦に進出した。

メダルのかかる一戦は世界ランク13位のP.サンパイオ(25、ポルトガル)、高山は紹介されると小走りに畳に向かっていった。開始1分20秒すぎ、高山は大外刈をかけに行ったがそれを返されてしまい技ありを奪われた。攻める高山だったが残り55秒、一本背負いで技ありを奪われ、合わせ技で一本負け。高山は初の五輪でメダルまであと一歩及ばなかった。

柔道男子100キロ級でもウルフ アロン(28、パーク24)が敗者復活戦で敗れたため、この大会初めて男女共にメダルを逃し、日本柔道は6日連続のメダル獲得はならなかった。

試合後、高山は「ポイントを取られてから時間があったので相手は守るだけだと思ったので、自分が攻めて取り返しに行くというつもりで戦いました」と話し、最後は涙を流しながら「銅メダルを目指して頑張ったんですけど、オリンピックってそんなに甘いもんじゃないなと思いました」と口にした。
 

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