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石川祐希「メダルを獲りにきている」ブラン監督「日本らしいバレーを」今夜、準々決勝イタリア戦【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月5日 15時23分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ バレーボール男子準々決勝 日本ーイタリア (現地時間5日、パリ南アリーナ ) 

バレーボールの男子日本代表が5日、イタリアとの準々決勝に挑む。決戦を前にフィリップ・ブラン監督と石川祐希(28)が日本バレーボール協会を通じコメントを発表。ブラン監督は「ここからの次の3試合、これまで築き上げてきたチームを見せたい。最後に日本らしいバレーができることを期待している」。石川は「ここにメダルを獲りにきているので、絶対に獲りにいく」と強い決意を表した。

1972年のミュンヘン大会(金メダル)以来のメダル獲得を目指す日本。予選リーグは1勝2敗、全体8位で準々決勝に進んだ。イタリア戦に勝って4強入りを果たせば、76年モントリオール大会以来のベスト4となる。

ブラン監督は五輪後に韓国の国のクラブチーム、現代キャピタルの監督就任が決まっている。

■フィリップ・ブラン監督
Q.予選ラウンドの3試合を振り返って

「ドイツ戦では強いサーブに対しパスがよかった。アルゼンチン戦ではブロックとミドルブロッカーのプレーがよく、アメリカ戦は西田有志選手のプレーがよかった。次の試合ではそれぞれのいい点を集結させてぶつかっていきたい」

Q.準々決勝・イタリア戦、勝利のポイント
「チームスピリット。チームプレーが我々のキーになる。イタリアは今まで(オリンピックで)金メダルを取ったことがないので圧力を持って挑んでくる。その時に一つひとつのボールに食らいついていけば、イタリアのマインドに迷いが出てきて我々に勝機が出てくる」

Q.石川祐希選手、髙橋藍選手が 100%の状態でないと思うが、その要因は
「髙橋藍選手の場合は怪我があって、ネーションズリーグの後半戦に出場できなかった。そこから少しずつ、試合ごとによくなってきているので、次の試合が彼のピークになることを願っている。石川選手の場合は、ドイツ戦の最初はいいプレーをしていた。試合の結果やふくらはぎをつって少し自信を失ったように感じる。ただ、次の試合では(調子が)戻っているだろうし、イタリア相手に彼は特別な感情を持っているので、何かいいプレーをしてくれることを期待している」

Q.メダルに向けた自信と決勝トーナメントへの思い
「メダルを獲りにオリンピックにきている。メダルを獲るには決勝トーナメントに進まないといけないが、まずはそれを達成した。ここからの次の 3 試合、これまで築き上げてきたチームを見せたい。最後に日本らしいバレーができることを期待している」

■キャプテン・石川祐希選手
Q.予選ラウンド 3 試合を振り返って

「チームとしても、個人としても求めていたものとは違う結果だったが、予選を突破したことが重要。この後はどこと当たっても力があるチームばかりなので、ここからかなと思う」

Q.自身のプレーは 100%の状態ではないと思うが、ここからどう改善していくか
「サーブレシーブを安定させることが一番大事だと思う。スパイクに関して、アメリカ戦は試合に出た 1、2 セットは決定率が高かったので心配はしていない。まずはサーブレシーブを大事にしていきたい。イタリア戦も相手は僕を狙ってくると思うので、その時にしっかり耐えられるように、パフォーマンスをしていきたい」

Q.準々決勝・イタリア戦のポイントは
「正直どことやっても、準々決勝の難しさは変わらない。イタリアはとても強い国で、こういうチームを倒さないと次に進めない。相手のことより自分たちのベストを毎試合で出していくことにフォーカスしなければならない。サーブレシーブで耐えて、いい状況で関田(誠))選手が(トスを)上げられるようにすることが勝負の鍵だと思うし、相手のブロックがいいのでハイボールになったときの状況判断を間違えないようにして、常に攻めの姿勢を取れるようにしたい」

Q.決勝トーナメントの組み合わせを見た印象は
「どこ(の山)に入っても同じだと思っている。力があるチームしか残っていないが、僕たちはどことやっても勝てるポテンシャルは持っているので、それを常に発揮していくことが勝つことにつながると思う。オリンピックなので、(トーナメントの)山がいい、悪いではなくて、常に自分たちのベストパフォーマンスをする。目の前の相手に勝つことに(集中して)やっていきたい」

Q.負けたら終わりのトーナメント、大事なことは
「間違いなく苦しい展開や、なかなか波に乗れないことはあると思うが、そこで耐えて我慢強くついていくことが必要だと思う。メンタルで崩れたりするケースもあるので、そこで耐えられるようにすることが大事」

Q.決勝トーナメントへ向け意気込み
「ここからは負けたら終わりなので、絶対に勝ち切ると強い意志を持って臨むことと、ベストパフォーマンスをすることが重要だと思う。ここにメダルを獲りにきているので、絶対に獲りにいく」

【日本男子過去の五輪成績】
1964年東京 銅メダル
1968年メキシコ 銀メダル
1972年ミュンヘン 金メダル
1976年モントリオール 4位
1984年ロサンゼルス 7位
1988年ソウル 10位
1992年バルセロナ 6位
1996年アトランタ 出場なし
2000年シドニー 出場なし
2004年アテネ 出場なし
2008年北京 11位
2012年ロンドン 出場なし
2016年リオ 出場なし
2021年東京 7位
 

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