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15歳の開心那「悔しい気持ちもある」スケボー女子パークで2大会連続銀メダルも頂点に1歩届かず、ロス五輪へも意欲【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月7日 2時6分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ スケートボード女子パーク決勝 (現地時間6日、コンコルド広場) 

東京五輪銀メダリストで世界ランキング1位の開心那(15、WHYDAH GROUP)が、3回目のランでマークした92.63で銀メダルを獲得し、2大会連続表彰台の快挙を果たした。

表彰式を終えた開は「メダルを取れて嬉しいっていう気持ちもあるけど、また銀メダルで金メダルに一歩届かないところだったので、悔しい気持ちもあります」と悔しさも滲ませた。それでも「東京五輪は最後のランをミスって出したいものを出せていなかったんですけど、今回は自分の出したいものを全て出し切っての結果だったのですごく嬉しいです」と自身も納得の表彰台となった。

暫定3位で迎えた最終ランで空中で自身とデッキが1回転半まわる「540」を決めるなど92.63をマークした開。「練習でも1本も出していないランだった」と明かし、「今までガッツポーズをそんなにしたことないんですけど、しちゃうくらい本当に嬉しかったです」と逆転を果たした3回目のランを振り返った。最後は「この場に来れたことも感謝だし、あとはまた次のロサンゼルスに向けてもまた出られるように頑張りたいと思ってます」と2028年のロス五輪を見据えた。

世界ランキング1位の開は1回目のランから、代名詞である「ノーズグラインド」を完璧に決め、最後は出場選手の中で開だけが繰り出す技「ウォールライド」で締めてフルメイク。91.98をマークし、1回目を終えて唯一の90点台の暫定1位で2回目のランへ。2回目は終盤の「キックフリップインディー」で転倒してしまい、79.79。3回目でアリサ・トルー(14、オーストラリア)とスカイ・ブラウン(16、イギリス)に抜かされ、暫定3位で最終ランを迎えた開は、終盤の「540」を確実に決め、今大会で自身最高得点となる92.63をマークし、2大会連続の銀メダルに輝いた。

【スケートボード女子パーク決勝】
金 アリサ・トルー(オーストラリア)93.18
銀 開心那(日本) 92.63
銅 スカイ・ブラウン(イギリス)92.31

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