群馬・みなかみ町の住宅で92歳の男性が死亡 「人を殺した」と通報した男性は息子か

TBS NEWS DIG

群馬県みなかみ町の住宅で、親子2人が血を流した状態で倒れているのが見つかり、このうち92歳の男性が死亡しました。警察は、殺人事件として捜査しています。

記者
「住宅は現在も規制線がはられていて、隣には警察官の姿もあります」

午前4時前、みなかみ町大沼の住宅で、男性の声で「人を殺した」と通報がありました。

警察官などが駆けつけると、この家に住む木榑正さん（92）と50代の娘が血を流した状態で倒れているのが見つかりました。

2人は病院に運ばれましたが、木榑さんはその後死亡し、娘は頭にけがをしていますが意識はあるということです。

2人は刃物で襲われたとみられます。

近隣住民
「けさ、救急車が来た。雨がやんだら救急車の音が騒がしくなった」

警察によりますと、通報した男性は木榑さんの息子とみられていて、現場から3キロほど離れた場所で息子のものとみられる車が見つかりました。

警察は、通報した男性が何らかの事情を知っているとみて捜査しています。