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クライミング森秋彩が全体4位で決勝へ ! 東京銀・野中生萌は惜しくも敗退、女子複合準決勝リード【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月8日 21時43分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ スポーツクライミング女子複合準決勝リード(日本時間8日、ル・ブルジェ・スポーツクライミング場) 

スポーツクライミング女子複合準決勝で日本代表の森秋彩(20)が、合計150.1点(ボルダー54.0、リード96.1)の全体4位で突破し、決勝進出を決めた。東京五輪銀の野中生萌(27)は全体9位(ボルダー64.4、リード51.1)で8位以内に入れず、準決勝で敗退した。

決勝は日本時間10日(午後5時15分)に行われる。

今大会の複合は「ボルダー」と「リード」の合計点で競う。20人で争われた準決勝は合計点で上位8人が決勝に進む。6日の「ボルダー」を終え、野中が7位、森が11位。

野中は中盤の60ポイントに差し掛かったところで落下。次に登場した森は最後の黄色いゾーンに到達し、完登まで“あと一手”だったが惜しくも届かず。だが「96.1」の高得点で最終的に総合4位で決勝へ。野中はリードで得点を稼げず、8位の選手と0.8点差の9位で惜しくも敗退となった。

完登まであとわずかだった森は「落ちた瞬間とにかく悔しくて、もう一回巻き戻してやりたいっていうくらいだった。でも一回きりっていうのがリードの厳しさでもあり、楽しさでもあるんで」と振り返り、「最終面(黄色いゾーン)に入ってからは腕も身体もきつくて、普段だったらもうちょっと下で落ちてたと思うんですけど、たくさんの声援のおかげで頑張れたので感謝してます」と五輪会場の熱気に後押しされたという。

目標としていた決勝に向けて「決勝は全力で戦って、皆さんに私の登りをみてもらえたらうれしいです」と静かに闘志を燃やした。
 

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