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南海トラフ地震臨時情報、TBS解説委員「ものすごい地震が起きる前提の調査ではないが、普段より意識して備えを」 宮崎・日南市で震度6弱【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月8日 18時33分

TBS NEWS DIG

井上キャスター:
今回初めて出た南海トラフ地震の臨時情報についてです。

TBS解説委員(災害担当)福島隆史:
今回、初めて出た南海トラフ地震の臨時情報。

さきほど起きた地震も、大さきな地震ですが、さらにもっと大きな巨大地震が起きないかどうか、その関連を調べるために調査を気象庁が始めたということをお知らせする情報です。

ですから、初めての情報で「この情報についてよく知らない」そして、戸惑ってる方もいっぱいいらっしゃると思いますが「ものすごい地震が必ず次に起きる」というような前提で調査が始まったわけではありません。

ただ、過去の歴史から、あるいは統計上言えることは、このエリアでこの程度の地震が起きた後に比較的時間や日数が経たないうちに、また大きな地震が起きるという歴史が何回か繰り返されているので、それと同じようなことが起きないかどうか、それを今、気象庁・専門家が集まって調査をしようとしている、ということです。

巨大地震に結びつく可能性がどの程度あるのか、あるいはないのか、ということについて結論が出る見通しですので、2時間後の結論にも注目していただきたいと思います。

今、慌てて南海トラフ沿いにいらっしゃる皆さんがどこかに逃げなければいけないとか、そういうことを意味する情報ではありません。

ただ、先ほどの地震が起きる前よりは巨大地震が南海トラフのエリアで起きる可能性が統計上高まっていることは考えられるので、日常生活を続けながら、もしもに備えて、普段よりは、地震への備えを意識して準備をしていただきたい。今、そういう段階です。

ホランキャスター:
「南海トラフが起きるのかもしれない」ということでパニックになってしまうのではなくて、冷静に状況を判断するということが重要だと思います。

日向灘単体で見ても、大きな地震は繰り返しやってきているということは、日向灘単体の大きな地震が起こること自体も、今後も予想はされているわけですよね。

TBS解説委員(災害担当)福島隆史:
可能性はあります。日向灘も南海トラフ沿いの一つのエリアに過ぎませんので、日向灘のみで起きるような比較的規模の小さい地震。これはマグニチュード9クラスから比べれば、小さいですが、それでも津波をもたらすような力を持っている地震ですから、これが立て続けに起きるような可能性はやはり視野に入れておく必要があると思います。

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