茨城で水難事故相次ぐ 沖合で身元不明の男性の遺体発見 台風5号の影響で高波に

TBS NEWS DIG

台風5号の影響で茨城県では波が高く、きのう水難事故が相次ぎました。きょうも早朝から行方不明者の捜索が行われ、1人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、きのう、鹿嶋市の平井海水浴場を訪れていた男性2人が沖合に流されて行方不明となり、けさ捜索が再開されました。

そして、きょう午前8時20分ごろ、平井海水浴場の近くにある港からおよそ1キロメートルの沖合で1人の男性の遺体が見つかったということです。発見された遺体は20代から30代とみられ、警察が身元の確認を急いでいます。

茨城県では台風5号の影響で波が高く、この海水浴場ではおとといから「遊泳禁止」になっています。

一方、茨城県鉾田市の海岸でも、きのう、55歳の会社員の男性がおぼれた子ども2人を助けようとして行方不明になりました。子ども2人は無事でした。

台風5号の影響で、きょうも茨城県の沿岸部には波浪注意報が発表されています。