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【撮影方法は?】ペルセウス座流星群2024 夏の夜空に舞う流星 TBS映像取材部はどう撮影する?|TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月12日 19時50分

TBS NEWS DIG

8月12日23時に極大を迎えるペルセウス座流星群。日が沈み暗くなった夜空には多くの流星が確認できます。「流星群を綺麗に撮影したい!」という方もいるかと思いますが、事前に撮影時のポイントをチェックすることを心がけましょう。

ペルセウス座をはじめ、天の川や夏の夜空に浮かぶ様々な星座も見つけられるかもしれません。

「TBS映像取材部」の撮影方法とは!?

配信業務を行っている「TBS映像取材部」とは、普段は事件・事故などの撮影や、企業の会見など、日々ニュースとして流れる映像を撮影する部署です。

そんな中で流星群配信は”心洗われる”数少ない業務の1つです。

高感度カメラや一眼レフカメラを駆使して、夜中の暗い時間でも星座や流れ星を綺麗に撮れるよう日々研究しています。

綺麗に流星群を撮影するには?F値は?シャッタースピードは?

真っ暗な夜空を撮影するうえで撮影設定は大きな要素になります。あくまで参考に、となりますが、いくつかカメラの設定をおさらいします。

【大事なポイント】
まず、撮影にあたって「三脚」は必須アイテムになります。真っ暗な夜空をじっと撮影する際にはシャッターを切る際にわずかなブレも抑えることが必要です。

【カメラの設定】
今回お伝えするのは、「動画」を撮影する際の設定です。
▼シャッタースピード
 1/15〜1/20
▼絞り
 1.4F
▼ISO
 100,000前後

設定のポイントは、「真っ暗な空をなるべく明るく撮影する」という点です。そのため、F値(絞り)はレンズ性能で設定可能な範囲で開放に設定します。また、ISOもカメラの設定で可能な範囲で高くします。静止画撮影の際はISOを低くする人も多いと思います。また、静止画を撮影する際にはシャッタースピードをもっと遅く設定するのが定番かもしれません。

【おすすめのレンズ】
広大な夜空を撮影するため、広角レンズを持参することをおすすめします。今回、TBSの撮影チームが持参するのは、14mmから20mmの広角レンズ。F値も1.4まで設定できるものを準備しています。

【撮影場所】
街灯やビルの明かりを極力避けられる場所を選びましょう。また、車などの光の漏れにも気を付けてください。

撮影場所の環境は?こんな風に撮影しています

なるべく多くの流れ星を皆様の元にお届けするために、様々な方角をケア出来るよう3つのカメラを設置し、現場にてスイッチングして配信を行っています。

ベースは室内にて組むことが多いですが、カメラの感度を上げているため、部屋の灯りが漏れてしまうとカメラに影響が出てしまいます。
そのためベース部屋も最低限のライトで行っています。
冬の配信ではベース部屋が暖を取る場所になっており、交代交代でカメラ対応しつつ、カップラーメンなどで体を温めています。

また、配信の度に話題になるのですが、我々は「流れ星予告」をすることが可能です
現場からの映像は様々な機材を通って、ネット経由で皆様の元に届いております。
そのためどうしても配信されるまでにディレイが生じてしまいます。
現場のカメラマンが肉眼で確認した流れ星を、Youtubeコメント欄に「右下大きいの来ます!」など、すぐさま書き込むことで流れ星予告を行うことが出来ます。

毎日のようにゲリラ豪雨が起き、台風も近づいている状態ですが、より条件良く撮影・配信出来る場所をギリギリまで見極めながら、皆様の元に1個でも多くの流れ星をお届け出来ればと思っておりますので是非ご覧ください。

撮影:TBS NEWS 映像取材部

ペルセウス流星群とは?

ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群に並ぶ三大流星群のひとつです。国立天文台によりますと、年間でも常に1・2を争う流星数を誇るということです。

いつ頃みられる?

国立天文台によりますと、今年の出現時期は、7月17日から8月24日だということです。

流星群自体の活動が最も活発になる「極大」は8月13日頃です。その時の1時間あたりの流星数は40にのぼるということです。

どこで見ることができるの?

日本全国どこででも見ることができるということです。

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