4年後の日本勢大躍進に期待大!ロス五輪で注目の「追加種目」は【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月13日 20時40分
パリオリンピック™の興奮の余韻が続く中、4年後のロス五輪への期待が高まっています。ロス五輪でメダル期待大の注目競技や“激変”する競技があるようです。
パリ五輪 海外開催最多 日本勢メダル45個
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良原安美キャスター:
今回のパリオリンピックでは、海外開催最多となる45個のメダルを獲得しました。なかでもメダルを量産したのが、▼レスリング(金8・銀1・銅2)▼柔道(金3・銀2・銅3)▼フェンシング(金2・銀1・銅2)です。
ロス五輪 「 ブレイキン実施なし」「野球・ソフト復活 」大谷翔平選手は出場に意欲
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次に開催される2028年ロスオリンピックでは、今回の大会で新たに追加種目となったブレイキンは実施されないということです。
新たに追加される種目は「ラクロス」「クリケット」「スカッシュ」「野球・ソフトボール」「フラッグフットボール」になります。
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このなかで日本が注目するのは「野球・ソフトボール」です。野球は東京オリンピックで金メダルを獲得しましたが、次のロスオリンピックについて大谷翔平選手は出場に意欲を示しているそうです。
またソフトボールも、2008年北京オリンピック、2021年東京オリンピックで金メダルを獲得していますが、両大会に出場した上野由岐子選手が出場するのか注目が集まっています。
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そしてもう一つ、追加種目の中で注目したいのが120年ぶりに復活する「ラクロス」です。この競技はサッカーと同程度の広さのコートで、スティックを使ってボールを相手ゴールに入れ得点を競います。
競技人口は世界で約90万人、日本では約11万人。日本ではサークルや部活があるということで大学から始める方が多いそうです。
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実は南波雅俊キャスターも立教大学ラクロス部でした。ロスオリンピックでは野球とラクロスの実況が目標だということです。
このラクロスは通常10人でプレーをするのですが、ロスオリンピックでは「6人制」になります。男子ラクロス日本代表は「ワールドゲームズ2022」で銅メダルを獲得していますので活躍が期待されます。
近代五種 ロス五輪から“激変” 馬術廃止でSASUKEが採用
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さらにパリオリンピックで佐藤大宗選手が日本勢初の銀メダルを獲得し、注目が集まった「近代五種 」ですが、ロスオリンピックでは激変します。
今大会までの「近代五種」は▼馬術 ▼水泳 ▼フェンシング ▼レーザーラン(射撃+ラン)でしたが、次のロスオリンピックから馬術が廃止になり、障害物レース(SASUKEを基に考案)に変わります。
2022年にトルコで開催されたテスト大会では「そり立つ壁」「うんてい」が採用されました。
今回、銀メダルを獲得した佐藤大宗選手は4年後についてこのように話してくれました。
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パリオリンピック 近代五種 銀メダリスト 佐藤大宗選手
「 結構ワクワクしていますね。馬術が無くなるのは本当に悲しいことなんですけど、SASUKEみたいな競技になるので、SASUKEになったら体つきも変わるので、かっこいいボディをまず作ってロサンゼルスで自分が代表になれたらメダルを取りたいなと思っています」
井上貴博キャスター:
(廃止や追加種目になることについて)他の各競技は今後、どのように発信していくのでしょうか。頑張っていただきたいですね。
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元競泳日本代表 松田丈志さん:
これはオリンピック種目の共通の課題です。オリンピックは4年に1回という大きな打ち上げ花火ではあるのですが、大事なのは日常です。
日常的にそのスポーツを楽しんで見てもらい、応援してくれるファンを増やしていく活動は地道に行っていかなければいけません。今後、結果が出た種目もそうではない種目も勝負だと思います。
馬術については、馬を競技場に運ばなければいならないので、かなり負担が大きかった。より競技に取り組みやすくするという意味でSASUKEに変ったのでしょうか。SASUKEのレジェンドの方々は何か関わりが出てくるかもしれませんね。
井上キャスター:
専属コーチなど考えていかないといけませんね。
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<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表
五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事
宮崎県出身 3児の父
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