今後の台風7号の進路予測について気象予報士が解説「暴風や大雨による土砂災害などに厳重な警戒を」

TBS NEWS DIG

今後の台風7号の進路の予測について、気象予報士・及川さんの解説です。

台風7号は伊豆諸島付近を北上していますが、未明からの雲の様子を見てみると、だんだん目がはっきりとしていて、発達している様子がわかります。

この時間は伊豆諸島が台風の暴風域に入っていて、関東も広い範囲で強風域に入っています。このあと、もう少し発達をして、暴風域を伴いながら関東に非常に強い勢力で接近する見通しです。

台風の北上とともに、関東や東北ではさらに雨や風が強まってきて、局地的には猛烈な雨が降りそうです。

あすの昼にかけて予想される雨の量は、関東甲信と東北で200ミリから250ミリとなっていて、関東甲信、それから東北の太平洋側でも線状降水帯が発生する恐れがあります。

また、関東でも瞬間的には45メートルと猛烈な風が予想されます。暴風や大雨による土砂災害などに厳重な警戒が必要です。