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早稲田実が延長11回激闘に敗れサヨナラ負け…1点リードも9回裏スクイズで同点 タイブレークも無得点に倒れる 大社は93年ぶり8強

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月17日 19時27分

TBS NEWS DIG

■第106回全国高校野球選手権記念大会 第11日 3回戦 早稲田実 2-3× 大社(延長11回)(17日・甲子園球場)

早稲田実(西東京)が延長11回激闘の末、大社(島根)に敗れ3回戦敗退となった。試合は2ー2で迎えた延長11回裏、2番手・川上真(2年)が無死満塁のピンチを迎えると大社の7番・馬庭優太(3年)に適時打を放たれ試合が決まった。先発・中村心大(2年)は7回1失点の力投、川上も粘りの投球を見せるもあと1本が出ずサヨナラ負けとなった。

9年ぶり30回目の出場となった早稲田実は1回戦で鳴門渦潮(徳島)と対戦し2点を先制されるも宇野真仁朗(3年)の走者一掃適時二塁打で逆転。その後も計13安打の猛攻で得点を重ねると勝利。続く2回戦では鶴岡東(山形)と対戦。0ー0で延長タイブレークに突入すると10回裏、1死満塁で中村が適時打を放ちサヨナラ勝利。投げても中村が10回無失点の完封で3回戦へ進んだ。

この試合も先発マウンドにはエース左腕・中村が上がった。しかし立ち上がり、2死一、三塁と得点圏に走者を背負うピンチを迎えると5番・下条心之介(3年)にライトへの適時打を放たれ先制を許した。

1点を追う打線は大社の先発・馬庭に対し1回、2回とチャンスを作るも得点には結びつかず。3回は三者凡退に倒れ試合は中盤に入った。

6回表、1死走者無しから3番・高崎亘弘(3年)が中安打で出塁。4番・石原優成(3年)がこの試合3安打目となる右安打を放ち1死一、二塁のチャンスに。5番・山中晴翔(2年)は粘った後死球で出塁し満塁とした。6番・國光翔(2年)は二ゴロもその間に三塁走者が本塁へ生還し同点に追いついた。

1ー1の同点で迎えた7回表、この回先頭の8番・内囿光太(3年)が6球目ストレートを弾き返すと中安打に。さらにセンターが打球を後逸している間に内囿は快速を飛ばし一気に本塁へ帰ると勝ち越しに成功した。

中村は7回125球を投げ抜き1失点の力投。8回裏、2番手・川上がマウンドに上がると好リリーフ。しかし9回裏、セカンドの悪送球、内野安打で無死一、三塁と走者を背負うと迎えた9番・髙橋翔和(3年)にスクイズを決められ同点に。なおもサヨナラのピンチも後続を抑え2ー2の同点で試合は延長戦に突入した。

10回表、無死一、二塁のタイブレークも2度の送りバント失敗。チャンスを掴むことができず無得点に。しかしその裏、早稲田実も落ち着いた守備を見せ無得点に抑えると2ー2のまま11回に入った。

11回表、無死一、二塁から3番・高崎は三ゴロの併殺打。2死二塁となり代打・金城繁虎(1年)は四球を選択。金城の代走に松尾佑真(3年)が送られた。しかし5番・山中は遊飛に倒れこの回も無得点となった。

その裏、川上はマウンドに立ち続けるも代打・安松大希(2年)にセーフティバントを決められ、無死満塁のピンチを迎えると7番・馬庭にセンターへの適時打を浴びサヨナラ。敗れた早稲田実は9年ぶりの準々決勝進出ならず。勝利した大社は93年ぶりのベスト8進出となった。

※写真は早稲田実・内囿光太選手

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