路線バスに突っ込む軽乗用車の様子が 防犯カメラに衝突の瞬間 5歳と7歳の女児が死亡した福岡市の衝突事故

TBS NEWS DIG

福岡市できのう、路線バスと軽乗用車が衝突し、軽乗用車に乗っていた5歳と7歳の女の子2人が死亡しました。現場近くのカメラに事故の瞬間が写っていました。

事故現場の近くにある防犯カメラの映像です。画面左側から直進してきた路線バスに軽乗用車が正面から突っ込み、反動で反対側の歩道に乗り上げて止まる様子が写っています。

きのう午前11時すぎ、福岡市早良区の国道で、西鉄の路線バスと軽乗用車が衝突しました。

軽乗用車には、近くに住む古賀優麗愛ちゃん（7）、麻里愛ちゃん（5）姉妹と、その母親（32）が乗っていて、3人とも病院に運ばれましたが、姉妹2人が死亡しました。

母親も左足に重傷を負ったほか、バスの乗客3人も軽傷を負っています。

警察によりますと、亡くなった2人はシートベルトを着用していましたが、軽乗用車にチャイルドシートは載っていなかったということです。

現場は片側1車線の緩やかなカーブで、バスの運転手は警察に「軽乗用車が中央線をはみ出してきた」と話しているということです。

警察は過失運転致死傷の疑いで母親から話を聞くなど、事故の原因を調べています。