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神村学園が逆転負けで夏の甲子園初の決勝進出ならず2年連続ベスト4に 守備の乱れで勝ち越し許す 関東第一は初の決勝へ

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月21日 10時3分

TBS NEWS DIG

■第106回全国高校野球選手権記念大会 第13日 準決勝 神村学園 1-2 関東第一(21日・甲子園球場)

神村学園(鹿児島)が関東第一(東東京)に敗れ夏の甲子園初の決勝進出とはならず、2年連続のベスト4で敗退となった。試合は1点リードで迎えた7回裏、ここまで無安打投球を続けていたエース・今村拓未(3年)が初安打を許すと関東第一の7番・熊谷俊乃介(3年)に適時二塁打を放たれ同点、守備の乱れもあり勝ち越しを許した。打線は1点差で終盤を迎えるもあと1歩届かなかった。

2年連続7回目の出場となった神村学園。1回戦では木更津総合(千葉)、2回戦では中京大中京(愛知)と対戦し共にリードを許す展開も逆転勝利。3回戦では岡山学芸館(岡山)に同点で迎えた4回表、単打で繋ぐと押し出しの死球、適時打などで勝ち越し。先発全員安打となる12安打7得点。先発した右腕・早瀬朔(2年)が9回1失点で完投しベスト8進出。そして準々決勝は大社(島根)と対戦。同点で迎えた5回、敵失絡みで1点を勝ち越すと7回には4番・正林輝大(3年)ら強力打線が連打で一挙4得点を奪った。投げては今村拓未(3年)、早瀬の継投で9回2失点。2年連続でベスト4進出となった。

この試合の先発マウンドに上がった今村は1回を三者凡退に抑える立ち上がり。その後も序盤をテンポ良く投げ抜き無安打でゲームを進めた。

打線は3回まで関東第一の先発・大後武尊(3年)に対し走者を出すも得点には繋がらず。0ー0で中盤に入り4回表、1死走者無しから4番・正林が中安打で出塁。5番・岩下吏玖(3年)が送りバントを成功させ2死二塁とチャンスを迎えると6番・上川床勇希(3年)がセンターへの適時打を放ち先制に成功した。

1点リードで試合は後半戦に入り関東第一のマウンドには2番手でエース・坂井遼(3年)がマウンドに。6回表、先頭の2番・入耒田華月(2年)が四球を選び出塁するも後続が倒れ追加点を奪うことができず。その裏、今村が二者連続で四球を与え、無死一、二塁のピンチを迎えると2番・成井聡(3年)の送りバントを決められ1死二、三塁。しかし3番・坂本慎太郎(2年)、4番・髙橋徹平(3年)の打球に対し内野陣が落ち着いた守備を見せ無失点に凌いだ。

今村は6回まで無安打投球も終盤に入った7回裏、5番・越後駿祐(2年)に中安打を放たれ出塁を許した。その後送りバントを決められ得点圏に走者を背負うと7番・熊谷俊乃介(3年)にライトへの適時二塁打を浴び同点に追いつかれた。さらにライトを守る正林のファンブルで走者を三塁に進めると続く8番・市川歩(3年)の打球をセカンド増田有紀(3年)が後逸、勝ち越しを許した。

1点を追う打線は9回表、関東第一の坂井の前に連打でチャンスを作るも本塁を踏むことができず、試合終了。敗れた神村学園は2年連続のベスト4で夏を終えた。勝利した関東第一は初の決勝進出となった。

※写真は神村学園・今村拓未投手

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