1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

福島県「人為的かつ初歩的なミス」東京電力、福島第一原発「燃料デブリ」試験的な取り出し断念

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月22日 18時29分

TBS NEWS DIG

福島第一原発で予定されていた「燃料デブリ」の試験的な取り出し。準備作業でミスがあり、東京電力はきょうの着手を断念しました。

福島第一原発では、1号機から3号機まで、原発事故で溶け落ちて固まった核燃料「燃料デブリ」がおよそ880トンあるとみられ、取り出しが廃炉の最大の課題となっています。

東京電力はきょう、2号機の原子炉格納容器に通じる配管に装置を入れ、燃料デブリの試験的な取り出しに着手する予定でした。

しかし、けさ、着手直前の準備作業で、取り出し装置を原子炉格納容器に押し込むパイプ5本の取り付けの順番が間違っていることに作業員が気付き、作業を中断しました。

東京電力の担当者 
「計画していた順番のものと異なることに気づいたため、本日の作業はここまで」

このため、予定していた燃料デブリの試験的な取り出しについて、きょうの着手を断念しました。

東京電力ではミスの原因を調べていて、今後の日程は調整中としています。

福島県は申し入れを行い、「人為的かつ初歩的なミスだ」と指摘して、原因の究明と再発防止策を求めました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください