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関東第一が京都国際に敗れ夏の甲子園初優勝ならず… 投手陣の力投、堅守光る接戦も史上初決勝タイブレークの末競り負ける

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月23日 12時35分

TBS NEWS DIG

■第106回全国高校野球選手権記念大会 第14日 決勝 京都国際 2-1 関東第一(延長10回)(23日・甲子園球場)

関東第一(東東京)が激闘の末、京都国際(京都)に敗れ春夏通じて甲子園初優勝ならず、準優勝で夏を終えた。試合は0ー0で史上初決勝戦での延長タイブレークに突入。延長10回表、エース坂井遼(3年)が満塁のピンチを迎えると押し出し四球で先制を許す。代わった大後武尊(3年)も犠飛を放たれ2点目を奪われた。打線は京都国際の西村一毅(2年)の前に1点を返すも勝ち越すことができず。

東京勢と京都勢が決勝で激突するのは今夏が初めて。過去、夏の対戦では6勝7敗と東京勢が負け越している。夏の甲子園、5年ぶり9回目の出場にして初の決勝進出を決めた関東第一。初戦となった2回戦は北陸(福井)と対戦し先制を許すも坂井遼(3年)の好リリーフ、打線も中盤小刻みに追加点を挙げるなど7ー1の逆転勝利。3回戦では明徳義塾(高知)に接戦を繰り広げ同点で迎えた6回に越後駿祐(2年)の適時打で勝ち越し、ベスト8進出を決めた。続く準々決勝では東海大相模(神奈川)と対戦。先発した畠中鉄心(3年)の9回途中1失点の好投が光り2ー1のロースコアの展開を制してベスト4に。そして準決勝は2年連続4強の神村学園(鹿児島)と対戦、1点を追う7回に熊谷俊乃介(3年)に適時打で同点、相手守備の乱れもあり勝ち越しに成功。大後武尊(3年)、坂井の継投でリードを守り決勝の舞台を掴んだ。

先発マウンドに上がった背番号10、畠中は1回表を三者凡退に抑える立ち上がり。ショートを守る市川歩(3年)の軽快な好守もあり序盤を無失点に凌いだ。

打線は京都国際の先発・中崎琉生(3年)に対し3回まで無安打に抑えられた。しかし中盤に入った4回裏、1死走者無しから2番・成井聡(3年)がチーム初安打となるレフトへのポテンヒットを放ち出塁。しかし後続が倒れ繋ぐことができず。

試合は両チーム無得点のまま0ー0で後半戦へ進み6回表、畠中は1死二、三塁のピンチを3番・澤田遥斗(3年)にセーフティバントを決められるなど1死二。三塁のピンチを背負った。しかし5番・長谷川颯(2年)を中飛、6番・髙岸栄太郎(3年)から空振り三振を奪い相手に流れを渡さず。

打線は中崎の制球力ある投球の前に苦戦するも6回裏、2死走者無しから1番・飛田優悟(3年)がサードへの内野安打で出塁。盗塁も決めると2死二塁とチャンスを広げた。しかし2番・成井は投ゴロに倒れこの回も得点の本塁を踏むことができなかった。

終盤7回表からは2番手でエース右腕・坂井がマウンドに上がると京都国際打線を三者凡退に抑えた。その裏、1死走者無しから4番・髙橋徹平(3年)が四球で出塁。5番・越後の一ゴロ間に得点圏に走者を進めた。しかし6番・小島が二ゴロに倒れ均衡した試合は続いた。

坂井は緩急ある投球で8回表も完璧な投球で打線を援護。しかし9回表、4番・藤本陽毅(3年)に中安打を放たれるなど2死一、三塁のピンチに。しかし8番・清水詩太(2年)を三ゴロに打ち取り0ー0のまま9回裏へ。

9回裏、2死満塁の絶好機を迎えるも無得点に。試合は延長タイブレークに突入した。10回表、無死一、二塁から代打・西村一毅(2年)に左安打を放たれ満塁に。迎えた1番・金本祐伍(3年)に四球を与えると押し出しで先制点を与えた。ここで坂井は降板、3番手で大後武尊(3年)がマウンドに上がった。大後は2番・三谷に右犠飛を放たれ2点目を失うもその後追加点を与えす。

2点を追いかける打線は10回裏、無死満塁のチャンスを作るも1得点に終わり試合終了。激闘の末、関東第一は準優勝。勝利した京都国際が甲子園初優勝を飾った。

写真は関東第一・坂井遼投手

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