侍ジャパン“新ユニフォーム”発表、井端弘和監督「新生ジャパンができれば」プレミア12連覇へ

TBS NEWS DIG

WBSC（世界野球ソフトボール連盟）、日本野球機構（NPB）、NPBエンタープライズは30日、11月9日～24日に行われる「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向け、新ユニフォームの発表と会見を行った。

ホームの新ユニフォームには、最強の証である「無双ストライプ」が施されており、二本一組としてさらなる結束を表現している。ビジターの新ユニフォームは、伝統的な紺と日本を象徴する赤のデザインカラーを継承しながら野球の「投・打・走」の動きを弧を描く起動で表現した「輝勝」を採用。

新ユニフォームの着用は、大会に先立って行われる11月9日と10日にチェコとの強化試合から。会見に出席した井端弘和監督（49）は「着心地は毎回どんどんどんどん軽量化されてるなと感じますし、日本のチームが大成している結束、そして団結力を高めてぜひとも大会連覇したい」と意気込んだ。

「WBC」、「オリンピック™」に並ぶ国際大会の「プレミア12」は5年ぶりに開催され、2015年の第1回大会は韓国が優勝。2019年の第2回大会は決勝で日本が韓国を破り優勝している。メンバー選考について、勝ち抜くためには「ピッチャーが中心になるんじゃないかな」と井端監督。「選手の選考ポイントは今決めている段階」といい、「とにかくフレッシュで、新生ジャパンができればいいかな」。NPBの榊󠄀原定征コミッショナーは「井端監督にはぜひ将来に向けての若手選手の発掘も」と次世代を担う侍ジャパン誕生を期待した。

井端監督は「当然優勝を狙ってますし、長く日本のチームが世界一であり続けるには若い選手がどんどん出ていかないといけない」と応え、「その選手が良い経験をして良い結果を出してもらえれば、長く日本が強くなれるんじゃないかなと思います」と野球の発展を誓った。

【日本の試合日程（グループB）】
11月13日　日本 対 オーストラリア　＠バンテリンドーム ナゴヤ
11月15日　韓国 対 日本　＠台北ドーム
11月16日　日本 対 台湾　＠台北ドーム
11月17日　キューバ 対 日本　＠天母野球場
11月18日　日本 対 ドミニカ共和国　＠天母野球場

【グループA】
メキシコ、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコ

※各組上位2チームの4チームが進出するスーパーラウンド（同21〜23日）と、決勝及び3位決定戦（同24日）は東京ドームで開催される。