台風10号は北上、東海・関東・近畿を中心に雨が強まるか【気象予報士解説】

TBS NEWS DIG

全国の気象情報について、岡田沙也加気象予報士の解説です。

ゆっくり進む台風の影響で、もう東海などでは記録的な大雨となっているところがあります。すでに静岡の天城山では、ここ3日間で700ミリを超える大雨となっています。

その台風ですが、この先は北へ進路を変える予想になっています。きょうにも、東海の辺り再び上陸するおそれがあります。あすにかけては熱帯低気圧に変わりながら、近畿や北陸の方面でも大きな影響を受けることとなりそうです。

きょうの日中は、この台風の東側、東海や関東を中心に雨が強まる予想です。今夜以降は、台風または熱帯低気圧本体の雨雲がこのあたりかかる予想です。この雨が強まるエリアは少しぶれがありますので、周辺の地域の皆さんもお気をつけください。

予報を見ていきます。きょうは北海道、そして九州や中国四国では晴れ間が広がる予想です。金沢と大阪では午後から雨が強まるでしょう。

最高気温は西日本で猛暑日のところがありそうです。岡山36度でしょう。

あすにかけて東日本では大雨に警戒、そしてあすは北日本でも雨が強まる予想です。