24年4-6月 国内全ての産業企業 経常利益は35兆円超 四半期としては過去最大 歴史的な円安など背景
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月2日 10時43分
歴史的な円安などを背景に、今年4月から6月の国内全ての産業企業の経常利益は35兆円あまりとなり、四半期として過去最大となりました。
財務省が発表した法人企業統計によりますと、今年4月から6月の金融・保険業を除く全ての産業の経常利益は、前の年の同じ時期に比べて13.2%増え、35兆7680億円となりました。増加は6期連続で、四半期としては過去最大です。
製造業では、海外での販売の増加や円安などの影響で自動車など輸送用機械が伸び、経常利益は13%増加。
非製造業は、客数の回復やインバウンドの増加を背景にサービス業などが好調で、13.3%の増益となりました。
また、昨年度の企業の内部留保にあたる利益剰余金は600兆9857億円でした。前の年度から8.3%増加していて、12年連続で過去最高を更新しています。
好調な企業収益を背景に、膨らむ内部留保を賃上げや投資に回し、経済成長につなげられるかが今後の課題となります。
この記事に関連するニュース
-
4~6月経常益、過去最大=35兆円超、円安で6期連続増―法人企業統計
時事通信 / 2024年9月2日 12時9分
-
昨年度の法人企業統計、経常利益12・1%増の106兆7694億円で最高更新…内部留保も最高
読売新聞 / 2024年9月2日 11時31分
-
経常利益、過去最大の35兆円 4~6月期、円安追い風に
共同通信 / 2024年9月2日 10時56分
-
4~6月期の経常利益、過去最大の35兆円
共同通信 / 2024年9月2日 9時1分
-
なぜ日本の最低賃金は「韓国以下」なのか…「時給50円アップ」すら渋る企業を待ち受ける"淘汰"という未来
プレジデントオンライン / 2024年8月5日 8時15分
ランキング
-
1巨象インドと「20年前の中国」共通点と大きな違い 日本企業のビジネスチャンスはどこにあるか
東洋経済オンライン / 2024年9月2日 8時0分
-
2鉄道とクレカ業者「タッチ決済」駆け引きの裏側 東急「運賃50%オフ」作戦、JRはどう出る?
東洋経済オンライン / 2024年9月2日 7時30分
-
3【解説】「コメが足りない」の正体と今後の価格 関係各所からの声で見えてきた「品薄の構図」
日テレNEWS NNN / 2024年9月2日 7時0分
-
4「隠れパワハラ人材」見抜く採用担当あの手この手 組織に入れないため"パワハラ臭"を嗅ぎ分ける
東洋経済オンライン / 2024年9月2日 8時0分
-
5不動産ファンド「ホテル取得」の投資戦略が鮮明に インバウンド回復と物価高が潮目を変えた
東洋経済オンライン / 2024年9月2日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください