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「私の前世はファラオ」“霊媒師”とノルウェー王女が結婚 「王女」の商業利用に批判も【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月3日 10時50分

TBS NEWS DIG

ノルウェーの王女が自称霊媒師の男性と結婚式を挙げました。男性は自らを“精霊から力を授かった6代目シャーマン”“前世は古代エジプトの王、ファラオ”と説明。国民の一部からは「おかしな人物」「王女の称号をビジネスに利用している」などと批判の声が上がっています。

王女が“前世はファラオの霊媒師”と結婚 商業利用に懸念も

ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(52)はロイター通信などによりますと、長年のパートナーであるデュレク・ベレット氏(49)と8月31日に結婚式を挙げました。

しかし、一部の国民はベレット氏について「おかしなことを言う人物」だと言います。

ベレット氏はアメリカ・カリフォルニア州出身で、自らを“精霊から力を授かった6代目シャーマン”と説明。“古代の王の生まれ変わり”だとしています。

ベレット氏
「私の前世は古代エジプトの王、ファラオ。その時もルイーセ王女は妻だった」

一方のルイーセ王女は、前の夫と結婚中だった2007年に「自分は霊能力者だ」と主張。“天使と話す方法を教える”という学校を設立したといいます。

ルイーセ王女
「私はとてもスピリチュアルな人間。受け入れてくれる人と一緒にいられるのは素晴らしい」

ルイーセ王女は公務から退き、「王女の称号をビジネスに利用することはない」としましたが、グッズ販売などで称号を商業利用していると批判されています。

結婚式はスポンサーになったメディアしか取材できなかったそうです。

“霊媒師” デュレク・ベレット氏
「彼女は最も素晴らしく、最もゴージャスな女性だ。結婚の誓いを立てて本当に良かった」

2人の結婚は王室の支持率低下の一因とされていますが、ベレット氏は自らを「人種差別の被害者」だと訴えています。

ベレット氏
「白人が私たちにあらゆる憎しみと殺害予告を送ってくる。王室に黒人男性が加わるのを見たくないからだ」

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