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上地結衣&田中愛美、日本女子史上初の金メダル!車いすテニスダブルス決勝で東京大会金のオランダペアに逆転勝利【パリパラリンピック】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月5日 23時52分

TBS NEWS DIG

■パリパラリンピック 車いすテニス女子ダブルス決勝(日本時間5日、ローランギャロス)

車いすテニスの女子ダブルス決勝で上地結衣(30、三井住友銀行)、田中愛美(28、長谷工コーポレーション)組がオランダペアにセットカウント2‐1(4-6、7-6、10‐8)で逆転勝ちを収め、日本女子史上初の金メダルを獲得した。上地はダブルスでは、前回の東京大会銅に続くメダルで、シングルスを含めれば通算4個目のメダルとなる。田中は初めてのメダル獲得となった。

互いに3ゲームずつブレークしてゲームカウント4-4で迎えた第1セット第8ゲーム、オランダの角度のあるショットに日本は苦戦し、このゲームを奪われる。続く日本のサービスゲームもブレークを許し、日本は第1セットを4‐6で失う。

第2セットは互いに4ゲームずつブレークしてゲームカウント6‐6でタイブレークに突入。日本はオランダの強打を粘り強く拾う。さらに田中のドロップショットも決まり、7-6でこのセットを取り、セットカウント1-1のタイに持ち込む。

そして迎えた第3セット、日本はオランダの攻めをはね返し続け、ポイントに繋げ4連続得点と大きくリード。さらに上地のショットで2連続ポイント。上地は叫び、腕を回して観客を煽る。田中も長いラリーに食らいつき、相手のミスを誘う。2人で力を合わせて10-8でこのセットを奪い、強敵・オランダを撃破した。

上地はシングルスでも決勝に進んでおり、ダブルスで戦ったD.デフロート(27、オランダ)と再び相まみえる。

■上地結衣(かみじ・ゆい)
1994年4月24日、兵庫県明石市出身。先天性の潜在性二分脊椎症で、装具をつけて歩けていたが、徐々に歩行困難になり車いす生活に。11歳で車いすテニスを始める。2012年、高校3年生でロンドン大会に初出場、シングルス、ダブルスともにベスト8。16年、リオ大会ではシングルス銅メダルを獲得。21年東京大会ではシングルス銀メダル、ダブルス銅メダルを獲得した。

■田中愛美(たなか・まなみ)
1996年6月10日、熊本県出身。中学、高校と硬式テニス部に所属。高校1年の時、自宅での転落事故で脊髄を損傷し、車いす生活になる。退院と同時に車いすテニスを始め、部活動も再開した。21年東京大会初出場でシングルスベスト16、ダブルスベスト8。

*写真は左から田中愛美選手、上地結衣選手

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