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「被害者への暴行を認識」実行役の特定少年に懲役23年判決 東京・狛江市の強盗致死事件で東京地裁立川支部 「ルフィ」などと名乗る広域強盗事件

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月6日 15時4分

TBS NEWS DIG

「ルフィ」などと名乗る指示役による一連の強盗事件のうち、東京・狛江市の住宅で90歳の女性が死亡した事件で、強盗致死などの罪に問われた男に東京地裁立川支部は懲役23年の判決を言い渡しました。

中西一晟被告(21)は去年1月、ほかの男3人とともに東京・狛江市の住宅で90歳の女性に暴行して死亡させたうえ、腕時計などを奪ったとして、強盗致死などの罪に問われていて、初公判で「強盗部分のみ認めます」と述べて起訴内容を一部否認し、強盗致死罪には当たらないと主張しています。

東京地裁立川支部はきょうの判決で、中西被告が犯行前に指示役と交わしたテレグラムのメッセージの内容について触れ、「被害者に相当程度の暴行が加えられることが共有されていて、被告はこれを認識していた」と指摘。

強盗致死罪について「共謀があったと認められる」として、中西被告に懲役23年を言い渡しました。

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