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女子マラソン東京大会金・道下美里が銅メダル!3位の選手が失格で繰り上がり、3大会連続表彰台【パリパラリンピック】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月8日 18時37分

TBS NEWS DIG

■パリパラリンピック 陸上マラソン(T12・弱視)(日本時間8日、スタート:ラ・クールヌーヴ&フィニッシュ:アンバリッド)

女子マラソン(T12・弱視)で、2021年東京大会金メダリストの道下美里(47、三井住友海上)が3時間04分23秒と4位でゴール。全選手がゴールした後に3位の選手が失格となり、道下は繰り上がりで銅メダルとなった。これで道下は3大会連続のメダル獲得となった。

10人が出場した女子。東京大会金メダルの道下は序盤4位につける。30㎞通過時点で3位との差は1分36秒。道下はガイドランナーとともに最後まで懸命に走り、そのまま4位でゴールした。

道下は小学4年で角膜の病気を患い、中学2年生の時に右目の視力を失う。その後、25歳で左目もほとんど見えなくなった。ダイエット目的で始めたランニングの魅力にハマり、陸上競技を始めた。2016年リオパラリンピックで銀メダル。20年の防府読売マラソンでは、自身が持つ世界記録(当時)を2分近く塗り替える2時間54分13秒をマーク。21年東京大会では金メダルを獲得した。

優勝したのはモロッコの選手。道下の持つ世界記録を5分37秒更新する2時間48分36秒をマークした。

男子マラソン(T12・弱視)では東京大会銅メダルの堀越信司(36、NTT西日本)が7位、今大会5000mで4位入賞を果たした和田伸也(47、長瀬産業)は9位、2大会連続出場の熊谷豊(37、三井ダイレクト損害保険)は10位でフィニッシュした。
 

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