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「動機は自己保身で身勝手なものと言わざるを得ない」旧ビッグモーター川崎店前街路樹伐採事件の裁判 元店長に罰金20万円 横浜地裁

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月9日 15時29分

TBS NEWS DIG

旧「ビッグモーター」の川崎市の店舗前の街路樹を伐採した罪に問われている元店長の裁判で、横浜地裁は罰金20万円を言い渡しました。

旧「ビッグモーター」川崎店の店長だった男性(33)はおととし10月、当時の役員や従業員と共に店の前の街路樹・オオムラサキツツジ6本をのこぎりで切った罪に問われています。

初公判で、元店長は起訴内容を認めていました。

きょうの判決で、横浜地裁は、当時の役員から指示を受け、従業員に伐採させたと指摘し、「犯行は大胆かつ反規範的なものであって、生じた損害は軽視できない」「役員の指示に背くことによって、不利益な処分を受けることを懸念して指示に従ったと述べており、動機は自己保身で身勝手なものと言わざるを得ず、相応の非難を免れない」として、元店長に罰金20万円を言い渡しました。

旧「ビッグモーター」をめぐっては、組織的に店舗前の街路樹を枯らしたり、伐採したりしていたことが明らかとなり、関与した元役員が逮捕され元従業員なども書類送検されています。

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