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【紗栄子】ファームの愛馬「ボルト」右前脚骨折に「ハーネスで吊るす」対応 動物たちの「セカンドライフ」をケア

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月10日 15時53分

TBS NEWS DIG

「NASU FARM VILLAGE」を経営するタレントの紗栄子さんが、ファームで共に暮らす元競走馬「ボルト」の右前脚骨折の治療のために「ハーネスで吊るす」対応をとると、自身のインスタグラムでフォロワーに伝えました。
 


紗栄子さんは「右前脚を骨折したボルトですが、」「たくさんの方たちのご協力を経て、ハーネスで吊るす対応をとることができました。」と公表。

ボルトの右前脚が複雑な形で折れており、移動や輸送にもリスクを伴うということで、獣医師のいる病院まで移送して手術を受けることが出来なかったとのこと。しかし「体重の負荷を軽減するために馬を吊るすことのできるハーネスが存在することを知りました。」としています。

体重500kgを超える馬にとって脚の骨折は致命的な傷害であり、1本を傷めただけでも、正常な3本の脚に多大な負担がかかり、バランスの悪化がストレスや別の痛みを誘発させてしまいかねないという、難しい状況。そんな中、紗栄子さんはハーネスについて「国内での輸入代理販売をされていた八ヶ岳ホースケア牧場さんが、事情を説明したところ、ご自身でお使いになられていたハーネスを届けてくださるとのことで」「八ヶ岳から持ってきてくださり、設置をしてくださいました。」としています。
 

ただ、ハーネスの設置にも鉄工の技術が必要とされたようで「近所にある渡辺工業さんに飛び込みでお願いしたところ、渡辺工業さんと金澤鉄工さんの2社合同で鉄骨のカットや溶接を徹夜で行なってくださり」「動くことのできないボルトの馬房の上に鉄骨を通す作業も、音に敏感な馬の性質を理解された上で、大変慎重に行なってくださいました。」と、一刻を争う繊細な作業をやりおおせた様子を伝えています。
 


紗栄子さんは、感謝の言葉と共に「ボルトの折れていない3本の脚の負担を減らせるハーネスでのサポートを行えることになりました。」「このまま数ヶ月サポートをしながら、ボルトの折れた脚が回復することを願い、その他の疾病や怪我が起きないよう、私たちも引き続き24時間体制でサポートしていきたいと思います。」としつつ、万が一の事態にも心を備えているとしています。
 

紗栄子さんは「NASU FARM VILLAGE」で、引退した競走馬や使役犬などを然るべき手続きを経た上で保護し、人間とのセラピーなどに参加させることなどを通じて、動物たちのセカンドライフをケアする事業を、スタッフたちと共に続けています。

【担当:芸能情報ステーション】

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