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東京の落雷数は例年の3倍超に 建物火災に「まさかうちが」 神社の山車小屋も全焼

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月12日 18時56分

TBS NEWS DIG

昨夜の岐阜市。稲光が夜空を照らしています。今年は雷による被害が相次いでいます。

気象会社の「フランクリン・ジャパン」によると東京都内では、7月と8月でおよそ1万8900回の落雷を観測。これは例年の3倍以上です。

街でも…、空港でも、様々な場所で雷が目撃されています。

ベランダから撮影された映像には決定的瞬間が!撮影者によると、この瞬間、「街の明かりが全部消えた」といいます。

停電に留まらず、今年目立っているのが、雷が原因とみられる「建物火災」です。今週月曜の未明には、群馬県高崎市で700メートル程の距離で相次いで建物が焼けました。

落雷が原因か 空き家が焼けた男性
「当時、高崎近辺は非常に落雷が(多かった)。まさか、このうちのあれ(空き家)がね、燃えるとは思わなかった」

この日は前夜から群馬県の各地で雷雨が発生。火事があった時間帯の発雷状況に限ると、高崎市で多くの落雷があったことがわかります。

もう1軒は神社。山車を保管する小屋が全焼しました。火事の直前、近くの家の防犯カメラには辺りが明るくなる様子も。山車を管理していた男性も「まさかここが火事になるとは」と肩を落とします。

落雷が原因か 山車を管理する男性
「近くの家の人たちが大きい声で『火事だっ!』って騒いで。何しろ(雷が)落ちた時の音はすごかったですね」

さらに、雷による人的な被害も起きています。

記者
「あちらのグラウンドでサッカーの試合が行われていて、試合中に雷が落ちたということです」

4月、宮崎県宮崎市で高校生2人が意識不明の状態で病院に運ばれ、うち1人は今も意識が戻っていません。

専門家は…

近畿大学理工学部 森本健志 教授
「光ってから音が鳴るまでの秒数を数えて、時間があるからまだ大丈夫っていうのは、雷から逃げるためには大間違い。(電気が溜まっている所から)横方向に10キロの範囲は雷が落ちても全く不思議ではない」

雷の季節。注意が必要です。

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