コイントスで上の面が出る確率は…?今年のイグ・ノーベル賞を発表 日本人は18年連続受賞
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月13日 7時2分
ユーモアのある研究や開発に贈られる「イグ・ノーベル賞」。おしりから酸素を取り込む「腸呼吸」に関する研究で、東京医科歯科大などの共同研究グループが受賞しました。日本人の受賞は18年連続です。
「イグ・ノーベル賞」の“生理学賞”を受賞したのは、東京医科歯科大学や名古屋大学、京都大学などの共同研究グループで、おしりから酸素を取り込み、「腸呼吸」をすることで呼吸不全を改善できることをマウスやブタを用いて確認しました。
新型コロナの治療では、人工心肺装置「ECMO」が使われていましたが、「腸呼吸」によって、体への負担を少なく症状を改善できる可能性があるということです。
そのほか、ミサイルの中に鳩を入れて発射し、首の動きを活用して攻撃を命中させるという第二次世界大戦の際に検討された作戦「プロジェクト・ピジョン」。この作戦を提案したアメリカの行動心理学者が、その実現可能性を自ら検証した1960年の研究が“平和賞”を受賞。
“確率賞”を受賞したのは、コイントスをする際に上を向いている面が投げたあとも上になる確率がわずかに高いことを研究したオランダの数学者ら。48人が46種類の通貨を35万回以上投げて検証したところ、同じ面が出る確率はおよそ51%だったということです。
この研究の論文は「コイントスで何かを決める場合は、上向きの面を隠すことをおすすめします」と結ばれています。
この記事に関連するニュース
-
「腸呼吸」でイグ・ノーベル賞=哺乳類も肛門から酸素吸収―東京医科歯科大の武部教授ら・米
時事通信 / 2024年9月13日 8時48分
-
哺乳類、お尻からも呼吸可能 武部貴則教授らイグ・ノーベル賞
共同通信 / 2024年9月13日 7時40分
-
イグ・ノーベル賞に「哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み」…日本の研究者、18年連続受賞
読売新聞 / 2024年9月13日 7時0分
-
「イグ・ノーベル賞」日本人研究者が18年連続で受賞
日テレNEWS NNN / 2024年9月13日 7時0分
-
人気漫画「デデデデ」、著名教授のXアイコンを無断使用 原因は「作業上の確認漏れ」、版元は今後「しかるべき対応」
J-CASTニュース / 2024年8月27日 19時47分
ランキング
-
1「ポケモンGOはスパイ道具」 邦人拘束のベラルーシ、国防省高官がテレビで一方的に主張
産経ニュース / 2024年9月12日 20時19分
-
2中国とブラジルの独自提案を非難 ゼレンスキー大統領「破滅的だ」
共同通信 / 2024年9月12日 20時39分
-
3越境攻撃続けるロシア西部クルスク州で“露軍の反撃始まった”ゼレンスキー大統領が認識示す
日テレNEWS NNN / 2024年9月12日 23時16分
-
4「トランプは弱すぎた」「勝者はハリス」...それでもテレビ討論会は意味がなかった?
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月12日 17時4分
-
5ウクライナ東部ハリコフ州の集落に砲撃、3人死亡・9人負傷
ロイター / 2024年9月13日 7時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください