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1か月に本を「読まない」人が6割強 5年前より15ポイント増加 2023年度「国語に関する世論調査」 文化庁担当者「文字活字文化の衰退が心配」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月17日 17時2分

TBS NEWS DIG

1か月に本を「読まない」人は6割強で、5年前より大幅に増加していることが文化庁の「国語に関する世論調査」でわかりました。スマホなどに時間がとられているようです。

文化庁による2023年度の「国語に関する世論調査」は、今年3月、全国の16歳以上の個人およそ3600人から回答を得て行われました。

このうち、5年に一度の読書量に関する調査では、1か月に電子書籍を含む本を「読まない」人は62.6%と、過去最高を更新。5年前(47.3%)に比べて15ポイント増加しました。10年前(47.5%)や15年前(46.1%)の調査でも46~47%だったため、直近の5年間で大幅に増えたことになります。

読書量が減っている理由として、5年前までは「仕事や勉強が忙しくて時間がない」が最も多く、半数近くでしたが、今回は「スマホなどの情報機器で時間がとられる」が逆転。43.6%で、最も多くなりました。

1か月に本を「読まない」と答えた人に、SNSやインターネット記事など「本以外の活字による情報をどのくらい読むのか」聞いたところ、4人に3人(75.3%)は「ほぼ毎日」読むと答えました。

調査を行った文化庁国語課の担当者は「国語力は読書を通じて伸ばすものだが、昨今の書店の減少もあり、文字活字文化の衰退が心配だ」と取材に答えました。

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