台風14号は夕方～夜に沖縄本島直撃 本州付近は厳しい残暑と大気不安定続く 週末は季節進める雨

TBS NEWS DIG

■台風14号　沖縄に最接近へ
9月とは思えない異例の残暑が続く中、台風14号が北上してきています。台風はきょうの夕方から夜にかけて、沖縄本島に最も近づく見込みです。今回の台風はわりとスピードが速いため、急に天気が荒れてくるおそれがあります。昼ごろから台風本体の雨雲がかかりだし、非常に激しい雨の降る所がありそうです。あす午前6時までの24時間予想雨量は多い所で沖縄で150ミリ、九州南部・奄美で120ミリ。その後、あさって朝6時までの24時間では多い所で、九州南部で150ミリ、奄美で100ミリとなっています。風も強まり、海も荒れてきますので、大雨や強風、高波、高潮にも注意が必要です。

■その他は猛暑と大気不安定

その他は秋雨前線や湿った空気の影響で、不安定な天気が続きそうです。前線に近い北陸や東北ほど雨雲がかかりやすく、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。その他は晴れる所が多いですが、所々でにわか雨がありそうです。特に関東の内陸部では発雷確率が高く、急な激しい雨や落雷、突風、ひょうにも注意が必要です。

■まだ続く猛暑　38度予想も
きょうも気温は全国的にこの時期としては高く、9月とは思えない猛暑が続きそうです。特に気温が上がりそうなのは、久留米（福岡県）で予想最高気温は38度。佐賀や熊本などでも37度まで上がるなど、危険な暑さが予想されています。すでにこれまでの暑さで体が疲れているため、無理をせず、体調管理を優先にした行動を心がけてください。

■週末から季節進む
あすも不安定な天気が続きそうです。週末以降は秋雨前線の影響で広い範囲で雨となり、大雨となるおそれがあります。また、この雨が季節を進める雨となり、週末以降は一気に秋めいてきそうです。