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【市川寿猿】10月博多座「ヤマトタケル」を休演「脳梗塞の診断」「大きな後遺症もありません」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月28日 11時47分

TBS NEWS DIG

94歳の現役歌舞伎役者・市川寿猿さんが27日、自身のXで10月博多座公演「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」を休演することを公表しました。

寿猿さんは「10月博多座のヤマトタケルを休演することになり、楽しみにしてくださっている皆様にはご迷惑をお掛けし申し訳ございません。」と陳謝。「先日、体調が優れなかったので病院に行きましたところ、脳梗塞の診断でした。」「幸い先生の処置のおかげで、大きな後遺症もありません。」と、簡潔に状況を明かしています。

合わせて「ヤマトタケルには出演したかったのですが」「主治医の先生から、大事をとってお休みをしたほうがいいとご助言があり、お休みさせていただくことになりました。」と経緯を説明。「皆様にまた元気な姿を見ていただけるように頑張ります!」と呼びかけています。

市川寿猿さんは1930年5月20日生まれ。34年東京高輪いさらご亭にて、坂東勝治一座『三勝半七』の娘おつうで坂東小鶴を名のり初舞台。数多くの舞台に勤めて、75年7月歌舞伎座『橋弁慶』の従者ほかで二代目市川寿猿を襲名しました。近年では2015(平成27)年1月、歌舞伎座で『黒塚』の強力を84歳にして矍鑠(かくしゃく)たる姿で立派に勤め上げたとのことです。そして、最古参のベテランながら「スーパー歌舞伎Ⅱなどの新たなチャレンジにも柔軟に対応」と伝えられています。

【担当:芸能情報ステーション】

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