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「政治資金規正法の目的をないがしろにする犯行」自民党・安倍派会計責任者に禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月30日 15時2分

TBS NEWS DIG

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件の裁判で、東京地裁は安倍派の会計責任者の男に禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

自民・安倍派 会計責任者 松本淳一郎被告(77)
「(Q.松本さん、きょう判決ですが)…」

自民党安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告(77)は、派閥のパーティー券収入や議員へのキックバックなどの収支、あわせておよそ13億5000万円を収支報告書に記載しなかった罪に問われています。

きょうの判決で東京地裁は、「キックバックの継続について派閥の幹部らで話し合われるなど、虚偽記載を止める契機を得たのにしなかった」と指摘。「政治資金規正法の目的をないがしろにする犯行で、国民の政治不信を招いた」として、松本被告に禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

一連の裏金事件で判決が言い渡されるのは、二階派の元会計責任者に続き2人目です。

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