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車軸の組立作業時の不正問題 50事業者で不正車軸を使用 「安全確保は全てに勝る最優先事項」斉藤国交大臣 全国の鉄道事業者らの安全統括責任者へ再徹底を指示

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月30日 18時56分

TBS NEWS DIG

国土交通省はきょう、JR貨物が車軸を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題を受けて行った緊急点検の結果を公表しました。改ざんが行われていた車軸を使用していたのは、50事業者に上るということです。

この問題は、JR貨物が貨物列車の車軸を組み立てる作業中、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値に収まるようデータを不正に改ざんしていたというものです。

国土交通省は全国の鉄道事業者など156社に対し、車軸の緊急点検を指示していました。きょう、その結果が公表され、データの改ざんが行われていた車軸を使用していたのが50事業者に上ると明らかになりました。

緊急点検では、安全に影響がある車両は確認されなかったということです。

これを受け斉藤国交大臣は、全国の鉄道事業者などの安全に対し責任を負う安全統括管理者を集め、鉄道輸送の安全確保の徹底を指示しました。

斉藤鉄夫 国土交通大臣
「安全確保は鉄道輸送における最も基本的かつ、最も重要な使命であり、全てに勝る最優先事項であることは、今さら改めて申し上げることもありません」

斉藤大臣は、東海道新幹線の保守用車同士の事故や東北新幹線が走行中に連結部が分離したトラブルなど、相次ぐ新幹線の運転の見合わせにも言及。集まった安全統括管理者に対し、「輸送の安全確保における枢要な地位にいらっしゃるということを改めて自覚していただきたい」と述べました。

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