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麻酔から覚め上皇さまと言葉を…上皇后・美智子さま無事手術を終えられる 「大腿骨上部」「骨接合術」とは?専門医が語る重要なこと

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月8日 17時12分

TBS NEWS DIG

右脚の大腿骨を骨折し、けさ、東大病院で手術を受けられた上皇后・美智子さま。手術は無事終わり、上皇さまはきょう、東大病院で美智子さまと会話されたということです。

午後、上皇后さまのお見舞いのため、東大病院へと向かわれた上皇さま。関係者によりますと、30分あまりの滞在中、短時間ではあるものの、上皇后さまと面会し、話をされたということです。

上皇后さまが骨折をされたのは、お住まいの仙洞御所でした。宮内庁によりますと、おととい夕方、バランスを崩して転倒。自ら起き上がることができなかったといいます。

幸い頭などは打っておらず、東大病院での診断は「右大腿骨上部の骨折」。そして、きょう午前5時に手術室に入り、「骨接合術」と呼ばれる手術を受けて、午前7時20分ごろ、病室へ戻られました。

整形外科医の別府医師は今回の手術について。

股関節が専門の整形外科医 別府諸兄 医師
「大腿骨の上部というのはここを意味している。どこが折れたかはっきりしないが、接合術という話から、骨と骨の折れたところを合わせて、何かで固定したのではと思う」

上皇后さまは今月20日、90歳の誕生日を迎えられます。最近は訪れる先々で、ご夫妻で手を取り合って歩き、側近によると、普段から転ばないよう気をつけられているといいます。それでも、今年4月、ひやりとする場面も。

別府医師はリハビリが重要だと訴えます。

股関節が専門の整形外科医 別府諸兄 医師
「転倒予防を十分注意して、骨も筋力もつけて、歩行が十分にできるようにすることが必要」

宮内庁によりますと、入院期間は1~2週間の見通しで、上皇后さまは退院後もリハビリを続けられるとみられます。

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