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コメ“5キロ3000円超” 品薄解消してもなぜ高いまま?

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月9日 22時19分

TBS NEWS DIG

一難去って、また一難。きのう、都内のスーパーには、一時の品薄状態がうそのように新米が並んでいました。ただ…

ベニースーパー 赤津友弥 本部長
「昨年のお米と比べると、1.5倍くらいの価格差になっています」

この店では、コメの流通がまだ安定していないため高値が続いているといいます。

総務省の統計によると、コシヒカリ5キロの小売価格は、去年の同じ月と比較して1000円近くも高くなり、“3000円時代”に突入しています。都内のスーパーでは新潟産のコシヒカリ5キロが4000円を超えるケースも。

こうした状況の一因が「概算金の高騰」。概算金とは、JAグループがコメを集荷する際に農家に支払う、いわば仕入れ値のようなものです。

これは、番組が独自に入手した新潟県内のJAがコメ農家に送った「概算金引き上げ」に関する資料。

コシヒカリは60キロあたり1万7000円でしたが、今年9月、1万8000円に。さらに、1か月後の先週金曜日には1500円引き上げられて、1万9500円になりました。

概算金が高くなれば、スーパーなどで売られるコメの価格も高くなります。では、なぜ短期間で2度も概算金が引き上げられたのでしょうか。

新潟県内のコメ農家
「大手商社がコメをえらい高値で買い取っているんです。大手小売りで使用するコメを確保するために。それでJAもコメ確保のため、急きょ概算金を上げたのです」

取材したコメ農家は、生産コストが上がっているので概算金の引き上げはありがたいとしつつも、値段の高止まりでコメの消費量が下がることも危惧しています。

そんな中、“お得感”から注目されているコメも!

スズノブ 西島豊造 代表取締役
「令和5年産、去年のお米ですね」

収穫から1年が経ったコメ、古米です

スズノブ 西島豊造 代表取締役
「在庫処分的な扱いになってしまうので、こうやって下げながら展開している」

新米として売られていた時から15%引き。家計を節約したい人などから人気が出ているということです。

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