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肌寒い東京…11月ごろの冷え込みに マイコプラズマが流行 都内クリニックでは患者急増【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月10日 1時29分

TBS NEWS DIG

8日から降り続いた雨は9日夕方ごろに止んだものの、空気はすっかり冷え込んでしまいました。

報告
「午後8時半の東京・赤坂です。きょうはかなり冷え込んでおり、長袖のシャツを着ていても肌寒く感じます」

街の人
「昼は雨降ってるし、夜は寒いし辛いですね」
「長袖着ればよかったなっていうのはありますね」

都内ではオクトーバーフェストが開催されていましたが…

報告
「現在午後6時20分、気温は17℃です。オクトーバーフェストの会場に来ているんですが、人の姿はまばらで、空席も目立っています」


「1回家を出たけど、寒くて(上着を)着てきました」

この寒さに、お店の人は…

出店者
「ビールが普段は主要なんですが、ビール(の注文)がだいぶ下がってます。飲むペースもみなさん遅いと思う、きょう。(週末は)3連休なので、もっと沢山の人がきてくれたらいいなと思う」

9日の東京は午前9時半すぎに気温が15℃を下回り、今季最低となりました。日中も16℃前後と気温は上がらないまま。11月ごろの冷え込みとなりました。 

街の人
「寒いですよ。(部屋に)出してある洋服は半袖だったんで」

9日は全国におよそ900ある観測地点のうち4割以上の地点で、この秋一番の冷え込みとなりました。

季節が冬へと向かう中で、気をつけたいのが「マイコプラズマ」への感染です。

都内にあるクリニックでは…

女の子(9)の母親
「ちょっと、ひどくなっている感じがして」

熱はないものの、咳がとまらないという9歳の女の子。検査をしてみると、マイコプラズマの感染が確認されました。

女の子(9)の母親
「寝ているときに咳こんでいて、ゴホゴホ聞こえていたので心配だった。学校では?」
マイコプラズマに感染した女の子(9)
「意外と休んでいる人多い。風邪の子もいるけど、ほぼマイコプラズマだと思う」

主に子どもに感染しやすい「マイコプラズマ」。

発熱や長引く咳が特徴で、国立感染症研究所によりますと、全国およそ500の医療機関で先月29日までの1週間に報告された「マイコプラズマ肺炎」の患者が5週連続で増加したということです。

1医療機関あたりの患者数も1.64人と、現在の方法で統計を始めた1999年以来、最も多くなっています。

先ほどの病院でも。

クリニックばんびぃに 時田章史 院長
「白っぽさがモヤモヤしている感じ。これが肺炎をおこしてきている。マイコプラズマの肺炎ですね。呼吸困難で酸素が必要なほどではないから軽い肺炎」

クリニックでは6月中旬からマイコプラズマ感染症の患者がみられはじめ、先週は今年最も多い27人の感染が確認されました。

クリニックばんびぃに 時田章史 院長
「通常秋から冬にかけて流行すると言われている。(寒くなって)換気がしにくくなり、流行が続くことが考えられる。(陽性者のうち)約10%がマイコプラズマ肺炎と診断される。咳が出ている方はぜひマスクをして、学校生活や通常の生活をしていただきたい」

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