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史上初 米・宇宙開発企業「スペースX」、宇宙船から分離の大型ロケット(全長71メートル)を地上発射台に戻す試みに成功 大型ロケットを“はし”でキャッチ

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月14日 2時31分

TBS NEWS DIG

アメリカの宇宙開発企業「スペースX」が宇宙船から分離された大型ロケットを地上の発射台に戻す試みに史上初めて成功しました。

スペースXは13日、宇宙船「スターシップ」の5回目の無人飛行試験を行いました。

打上げからおよそ2分40秒後、宇宙船から大型のロケットブースター「スーパーヘビー」が切り離されました。

全長71メートル、20階建てのビルに相当する大型ロケットは、その4分後に発射場に戻り、発射台にとりつけられた“はし”と呼ばれる2本のアームでキャッチされました。

こうした試みに成功するのは初めてで、高い費用がかかるロケットを再利用する狙いがあります。

宇宙船「スターシップ」はアメリカが主導し、人類の月面到達を再びめざす「アルテミス計画」に使われる予定です。

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