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【森公美子】27年演じ続けた役に「本当にこれが最後」と語るも「次にいたらごめんなさい」帝劇でのフライング事件を語る

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月17日 4時0分

TBS NEWS DIG

お笑い芸人コンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さん、俳優の六角精児さん、森公美子さんが、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見に登場しました。
 


帝国劇場クロージング公演の一つであるミュージカル「レ・ミゼラブル」。
原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎え、以来熱狂的な支持を得ながら、東宝演劇史上最多の3459回という驚異的な上演回数を積み上げ、全世界での観客総数も1億3,000万人を突破した”世界の演劇史を代表する作品の一つ”となっています。


 

製作発表では歌唱披露も行われ、ジャン・バルジャン役の飯田洋輔さんが「独白」、ファンテーヌ役の昆夏美さん・生田絵梨花さん・木下晴香さんが「夢やぶれて」、アンジョルラス役の小林唯さんがアンサンブルキャストと共に「民衆の歌」、エポニーヌ役の清水美依紗さん・ルミーナさんが「オン・マイ・オウン」、全キャスト揃って「ワン・デイ・モア」を披露しました。

3回目のテナルディエ役となる斎藤さんは”気づけば3回目で、自分の環境や状況によって作品の受け止め方が変わってくるのを感じています。私の下にも六角君と染谷君という後輩が育ってきて、この二人を指導していくためにパワーアップして、横隔膜を4枚ほど増やしました。非常にパワフルな声量で立ち向かいたい”と冗談を交えながら、挨拶しました。

2回目の挑戦となる六角さんはコロナ禍だった前作を振り返り、”帝劇にもちょこちょことしか出ていないんです。入院もしていたのでよくよく考えたらほとんど覚えていないんですよ。なので、個人的にもお客さんにも記憶に残るような舞台にしたいなという気持ちで、斎藤さんについていきたい”と意気込みました。

マダム・テナルディエ役を27年間演じてきた森さんは”前回が引退だと思って、ウルウルしたものもあったんですけど、また(オーディション)に受かってしまいました。”と笑わせ、”精神的には全然大丈夫なんですけど、本当に肉体的にはこれが最後だなと思っておりまして、精一杯「マダム・テナルディエ」を生きていきたいと思っております。最後の私の晴れ姿を見に来てくださいと思う次第です。その次にいたら本当にごめんなさい”と笑顔を見せました。
 


また、森さんは帝国劇場での思い出について聞かれると”「イーストウィックの魔女たち」の時に、帝国劇場の屋根を4,000万円かけて補強して、私がフライングしたという事件がありまして”と話し始め、”私と涼風真世さんと一路真輝さんが飛んでいたんですけど、私だけ落ちるっていうシーンがありまして、演出なんですけど、その下にいたお客さんが本気で落ちてくると思って「ギャーーーー!!!」ってすんごい驚かれました”と驚きのエピソードを語りました。

【担当:芸能情報ステーション】

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