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【星野真里】「できる限りの経験を」歴史的建造物を楽しむ上で 親としての葛藤を吐露【先天性ミオパチー】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月21日 15時13分

TBS NEWS DIG

俳優・星野真里さんの長女で、難病の「先天性ミオパチー」である、ふうかさんのインスタグラムが21日に更新され、歴史的建造物を訪ねる際の葛藤が綴られました。
 

今回の投稿は、ふうかさんの父親、元TBSアナウンサーの高野貴裕さんによるもので、その時にしかいけない「観光地」について綴られました。

「日本は本当に素敵な観光名所がたくさんありますよね 美味しいものだって沢山あります ただ我が家は、行きたいところへ赴いて観たいところへレッツゴー!と軽快に動くことはできません」と、車椅子ユーザーは、人一倍 事前の下調べが必要になることを訴えました。

今はインターネットで色々と情報が入手でき、ある程度は事前に知ることができるとはいえ、「小田原城」のような歴史的建造物の観光地は、バリアフリー化が難しいという現状もあると説明。

「歴史的建造物は、その古さと背景に価値があり、近代文明をそこに取り入れることで良い意味でも、悪い意味でも観光地化してしまうことは、残念であるということも理解できます だから全ての歴史的建造物や、観光地をバリアフリー化してください!とは、声を大にして言いづらいです」と、親として、様々な世界を娘に見せてあげたい、経験させてあげたい という気持ちとの間で葛藤があることを吐露しました。
 

2年前に「小田原城」を訪問した際は、ふうかさんを抱っこして入城したようで、
途中の展示物は、ひたすら抱っこしながら見学し、木造の急な階段をひたすら登って天守閣へ到着したということです。

「ひと通り見学し、城を出たら、もうへとへと… このときのふうかの体重と身体の大きさだからこそ実現できたこと この先、もっともっと体重が増えたらお城に入ることはできなくなるかもしれません」と綴った高野さん。

「もし、こういった歴史的観光地に学校の修学旅行などで行ったらどうなる? 彼女は入城することなく待ちぼうけ?? そんなこと、想像しただけでも悔しくて、悲しすぎます」とした上で「彼女の体の大きさと 我々の体力とのバランスが取れているうちに、できる限りの経験をさせてあげたい!」と親心を綴りました。

「とはいえ、娘が楽しいかどうかは聞いてみないとわかりませんが…」と、恒例の一問一答・・・

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さてふうかさん、この時の感想を聞かせてください

ふうか「ずっと抱っこされていて嬉しかった」

パパ「いやいや、お城はどうだったのよ?」

ふうか「昔のものが見られて、楽しかった。いまと昔が違うんだなぁとおもった。昔は、コンクリートとかツルツルしたガラスとかがなくて、ごつごつ ざらざらしたものしかなかったね」

パパ「お城に住んでみたい?」

ふうか「家の方がいい。ふかふかベッドで寝たい」

ふうか「ワタシ…和風より洋風の方が好き」

パパ「…ちっ、外国かぶれが!」

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高野さんは「that's小学生の思考ですね」とした上で「親の『やったぞ感』と『期待感』は、ときとして一方通行のことが多いですね 【親の心 子知らず】 これでいいんです」と、この日の投稿を結びました。
 

フォロワーからは「ふうかちゃん、甲冑の姿が勇ましいね」「ずっと抱っこで嬉しかったという ふうかちゃん、可愛すぎますね」「何時もながら ふうかさんのコメントが最高です」などのメッセージが寄せられました。
 

【担当:芸能情報ステーション】

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