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グリズリーズ河村勇輝、NBA開幕戦ベンチ入り確定!理想のアシストは「自己満足なパスにならないこと」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月23日 17時0分

TBS NEWS DIG

NBAメンフィス・グリズリーズの河村勇輝(23)が24日のNBA開幕戦にロスター入りしたことが日本時間22日に発表された。

7月、グリズリーズとエグジット10契約を締結し、20日に下部組織のGリーグを一定期間行き来することが出来るツーウェー契約を結んだことにより、NBA出場に大きな一歩を踏み出したばかりだった。

NBA開幕前に行われたプレシーズンマッチでは、5試合75分17得点21アシストとチームの司令塔であるポイントガードとして存在感を見せつけた。その活躍があり、開幕戦ロースター入りを果たしたと言えるだろう。

B.LEAGUE AWARD SHOW 2022-23で「新人賞」、「MVP」、「アシスト王」、「ココロ、たぎる賞」、「MIP」、「ベストファイブ」というリーグ史上初の6冠を達成した河村。TBS「S☆1」に出演した際、シーズンのベストアシストを例に『理想のアシスト』について語っていた。

河村は自身のベストアシストについて、2023年5月13日に行われたチャンピオンシップ準々決勝川崎戦、第4クォーターのチャールズ・ジャクソン(現:京都ハンナリーズ)へのドライブから相手を欺くノールックパスを挙げた。「自己満足なパスにならないことが一番大切で、味方がストレスなくボールを受けられるようなパスを意識しています。このシーンでは、ディフェンスのヘルプを遅らせるために顔でフェイクをして、そしてリングを見ることによってディフェンスを引きつけ、味方が受けやすいアシストをしました」と説明した。

身長173cmで世界を驚愕させた河村のパスセンスは今までの活躍、そしてプレシーズンマッチのアシスト数を見れば一目瞭然だ。NBA公式Instagramでは、プレシーズンにおけるグリズリーズ・河村勇輝のベストプレーとして投稿されるほど。

2020年に当時史上最年少でBリーグデビューを果たした河村は昨年のW杯はもちろん、パリ五輪の活躍により日本を飛び越え世界から注目を集めるプレーヤーとなっていった。
そして、ついにBリーグから初めて輩出された日本人プレーヤーであり、田臥勇太、渡邊雄太、八村塁に次ぎ日本人4人目のNBAプレーヤーの誕生は目前だ。

■河村勇輝(かわむら・ゆうき)ポイントガード
2001年5月2日生まれ、山口県柳井市出身。福岡第一高~東海大(中退)。身長173cm。
2020年1月、最年少記録(当時)の18歳で三遠ネオフェニックスと特別指定選手で契約
2020年12月、横浜ビー・コルセアーズ に特別指定選手としての入団
2023年、FIBAバスケワールドカップ2023出場
2024年、パリ五輪出場
 

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