前線停滞 関東から西でぐずついた天気 北陸や北日本は行楽・紅葉狩り日和 来週は台風21号の動きに注意

TBS NEWS DIG

この週末も、時季外れの秋雨前線が本州の南岸に停滞しそうです。さらに台風20号と21号が発生しています。南シナ海にある台風20号は日本への直接的な影響はなさそうです。マリアナ諸島付近にある大型の台風21号は今後、発達しながら西寄りに進み、29日（火）ごろ、進路を北寄りに変えて、来週後半、沖縄に近づくおそれがあります。本州付近でも台風からの暖かく湿った空気が届き、前線の活動が活発になる可能性もありますので、各地、情報にご注意ください。

きょうは北陸から北は晴れて、紅葉狩り日和になるでしょう。関東から西は雲が広がり、西日本の太平洋側は朝から雨が降りやすい見込みです。九州南部は今週の記録的な大雨で、少しの雨でも土砂災害などに注意・警戒が必要です。東海も午後、関東も夜に南側の地域ほど、にわか雨の可能性があります。

最高気温はきのうと同じくらいのところが多く、東京都心は23℃の予想です。高知や大阪、名古屋は25℃以上と、夏日の年間最多記録を更新しそうです。那覇は30℃と、3日ぶりに真夏日が復活するでしょう。

来週にかけては、関東から西を中心にくもりや雨で、日差しの少ない日が多くなりそうです。台風21号の進路次第で影響が出る可能性もありますので、情報にご注意ください。