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劇的サヨナラ満塁弾のフリーマン、WS史上初の快挙に「えっ、本当?」「父がハグしてるのが見えた」歴史的一発に親子で歓喜

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月26日 15時26分

TBS NEWS DIG

■MLB ワールドシリーズ第1戦 ドジャース 6x-3 ヤンキース(日本時間26日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ワールドシリーズ初戦は、ドジャースが延長10回にF.フリーマン(35)がWS史上初となるサヨナラ満塁弾を放って劇的勝利を飾った。

試合後の会見でフリーマンは、WSで初めてサヨナラ満塁弾を打った選手だと記者から聞くと「本当か?。それはとてもクールだ。すごいことだ。このリーグに15年いて、35歳になってもこういった瞬間の一部になることを夢見続けてきた」と歴史的一発に感慨深げ。

右足首の負傷で痛みをこらえながら走るシーンもみられ、苦しいポストシーズンが続いていたフリーマン。「過去数ヶ月はいろいろなことがあり、粘り抜いてきた。このゲームを長い間プレーしてきたが、歴史の一部になれるのは素晴らしい」と振り返った。

この日、父のフレッドさんもスタジアムで観戦。サヨナラ満塁弾でダイヤモンドを1周し、ナインと喜びを分かち合うフリーマンは、その後、バックネット裏の父のもとへ。「彼があそこ(バックネット裏)に座っていることはわかっていた。今の私があるのは父のおかげ。父が多くの人たちとハグしているのが見えた」と明かし、父に感謝の言葉を。

「多くの打撃練習をこなし、フィールドで長い時間を一緒に過ごしてきた。今でもオフには一緒に練習し、打撃投手を務めてくれる。彼がベースボールを愛してくれていなかったら、私はここにはいなかった。(劇的アーチは)フレッド・フリーマンのための瞬間だった」と話し、初戦の勝利を噛みしめた。

この日、大谷翔平(30)は1点ビハインドの8回に同点劇につながる二塁打を放つなど、5打数1安打で勝利に貢献。明日の第2戦は山本由伸(26)が先発マウンドへ。ヤンキースは今季チーム最多16勝、C.ロドン(31)が先発する。

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